こんにちは。
太西会で形の指導を担当している
村上瑠夏です😊



昨日、全中予選結果編を書きました。
今日は少し深掘りして書いてみたいと思います。


自分が形の指導担当なので、
どうしても形についての話しになってしまいます💦
そこはどうか大きな心でお許しください🙇

また、思いの丈が沢山詰まった
超大作になってしまいました💦
最後まで読んでいただけると嬉しいです、、、🫣



全中予選 形

それぞれの成長


2024年5月26日に東大阪アリーナにて
第35回大阪府中学校空手道選手権大会(全中予選)が開催されました。



予選当日、
この1日、いろんな感情が私の中を駆け巡りました😵‍💫


3月の未来くん杯が終わり、今回の全中予選に向けて、すぐに走り出しました!!
わずか2か月の間でしたが、選手のみんなは学年が変わったり、クラス替えがあったり。
私は学生から社会人になるなど、それぞれの生活の中でたくさんの変化がありました。

環境の変化に慣れない中、みんなで協力しあって今回の大会に向けて練習を頑張ってきました!!



志門と杏純が一緒に練習してくれた時の写真😊
この時、瑛大はお休みで不在でした🥲


一昨年、瑛大が中学1年生だった時です。
中学生の形選手が瑛大1人しかいませんでした。
当時は私も現役でしたが、太西会には大学生の形選手が私1人だけだったため、
「一緒に練習やろ!」と瑛大に声をかけたのが
中学生との練習の始まりでした🥺

そして去年の夏、中学生になった孝成と一惺、そして幸空がこの練習に加わって4人になり、すごくにぎやかになりました!



去年一緒に練習やってたのが懐かしい😭🩷

去年の9月の写真です😂




今回の全中予選、幸空は部活動の大会と重なっていたため試合不参加が確定していました。それでも練習に来れる日は参加してくれて一緒に頑張ってきました!!☺️
幸空の優しい気持ちに感謝です。

去年のことを思うと、、、🥲
ほんっとうにみんながめちゃくちゃ成長しました!!
去年の全中予選では4人ともが平安5段で敗退、、、
近畿大会への出場権も獲得できずでした😞


その悔しさをバネに、「最低ライン近畿大会出場!!目標は全中出場!!」といって頑張ってきました。
そして、今年はなんと、試合に出た全員が近畿大会への出場権を獲得することができました!!👏
孝成は全中への切符も獲得!!🌟
ほんとうにみんなよく頑張った😭





孝成、一惺、瑛大、それぞれについて少し書きたいと思います💭



瑛大は中学1年の時から見てて、ほんとに1番成長したなと感じます。
中学生1人で居残りをして頑張っている姿を見た時、声をかけました。
それが瑛大の中では、小さな人生のターニングポイントだったのかもしれません。
中学生になったとき、空手を続けるかやめるかを迷っていたと聞きました。
今では、塾や部活動で忙しい中、来れる日を探して道場に来てくれるくらい空手のことが好きになってくれています。
空手のことが好きって思ってくれたことも、2年間かけてこんなにも成長してくれたことが本当に嬉しいです。
今回の試合までも受験勉強で忙しい中、道場に来て練習を頑張ってきました。


でも、、、
試合のトーナメントが発表された時、驚きました。

瑛大は本当にクジ運がない、、、😢
いつも初戦か2回戦で強い選手とあたります。
今回も2回戦で対戦した相手は、前年度の全中予選優勝者でした。
その選手とは過去対戦歴がありましたが、今まで勝ったことがありませんでした。
瑛大は中学3年。受験勉強で練習の時間を取れなかったり、形の調子がいまいちの時がありました。
最後の全中チャレンジに焦りからイライラした時もあったと思います。
でもほんとうによく頑張った!!!
私は当初、正直な気持ちとして、そう簡単に勝てる相手ではないので、当たって砕けろ精神でいいと思ってました。
しかし、瑛大は「勝ちたい!」の意思を強くもっていました。
私もその気持ちに応えなければと思い直し、必ず勝てると信じて指導してきました。
試合当日、瑛大はすごく緊張していて、朝はあまり調子がいい状態ではありませんでした。会場の中に入りアップを始めた時、徐々に自分の世界に入り込んでいきました。いい感じだなと思いました。
1回戦を勝ち抜き、2回戦、、、
瑛大のなかでは良い形を演舞できたと思いました。


そして判定、、、

見事、3:2で瑛大の勝利でした。


私は驚くと同時に涙が溢れました。

信じて努力することでこんなにも成長できるのかと感動しました。
その後も勝ち進み、決勝ラウンドに残ることができました。
決勝ラウンドの結果は8位。

今まさに表彰式で賞状を受け取る瑛大の姿と、トーナメントを見て落ち込んでいた、あの時の瑛大の姿が、代わる代わる私の頭の中に浮かんで来ました。

すごく嬉しい瞬間でした。


この経験が瑛大の自信に繋がってくれると信じています。

近畿大会まで、今よりもさらに受験勉強が忙しくなると思いますが、瑛大なら頑張れると思います😊




瑛大と志門と練習をした時の写真です!





一惺は、同じ道場の同期に幸空や孝成という存在がいる事で、いろいろな思いをしてきたと思います。
高学年になってから太西会に移ってきた一惺。
幸空と孝成はずっと小さい時から一緒に練習をしてきた仲間で、その輪にすぐに打ち解けることも難しかったと思います。
とは言え、今ではすごく仲良くなって、楽しそうに練習をしています☺️

去年の夏から未来くん杯予選に向けて一緒に練習をスタートしました。
一惺の形を初めて見た時、すごく上手だなと感じるとともに伸びしろもすごくあるなと感じました。
予選大会に向けて、毎日練習を頑張り、すごく成長しましたが、未来くん杯予選の結果は残念ながらベスト8に入ることもできませんでした。
同期の孝成が優勝して未来くん杯への出場を決め、嬉しい気持ちよりも悔しい気持ちのほうが大きかったと思います。
孝成は全国大会に向けてモチベーションが高い中、一惺は大きい目標がなく、モチベーションを保つ事に迷ったのではと思います。
私も中学生の時、なかなか結果が出ずに同じような気持ちになったことがありました。

孝成の未来くん杯に向けて、練習はすぐに再スタートしました。
モチベーションの差がもとで、孝成と一惺との差は更に開いてしまうのかなと心配しました。
そういうケースを沢山見てきました。
しかしその心配は必要ありませんでした。
一惺は、自分も全国大会に出るくらいの強い気持ちで一緒に練習を頑張ってくれました。
未来くん杯までの練習で、一惺も孝成と共にすごく成長し、更に今回の全中予選まで、一緒に走り切ってくれました。
人一倍、全国大会に出場したいと言う気持ちを大きく持っていたと思います。
トーナメントが発表され、一学年上の全国大会常連の選手とニーパイポで当たる事がわかりました。
私は一惺なら勝てると信じて全力で指導しました。一惺も絶対に勝つという気持ちを持って頑張ってくれました。
試合が近づくにつれ一惺のモチベーションは益々アップ。成長は加速しました。
そして試合当日、今までの中で1番いいニーパイポの演舞を見せてもらう事ができてたと私は思いました。

しかし、、、
結果は敗退、、、

全国大会常連選手な壁は高かったです。
一惺は悔し涙を流していました。
私もすごく悔しかった、、、

でも、確実に今までとは違う成長した一惺の形を見れることができ、嬉しい気持ちにもなりました。
これからも一惺にはいろいろな壁が立ちはだかると思います。
ですが、一惺なら絶対大丈夫やと私は信じます!!
もっともっと成長して、絶対に全国大会も出場できる!!
モチベーションが下がってしまう時はあると思います。それはそれでいい。
また切り替えて頑張ればいいだけやから。

一つ一つ、目標に向かって頑張ろう!!!❤️‍🔥





孝成は去年の9月に大阪府の大会で優勝し、この春、未来くん杯に出場しました。
そして初の全国の舞台で5位になりました。
これまでは全国出場を目指して、同級生のことを「追いかける立場」でした。しかし、全国で孝成の名前が広まり、みんなが孝成の存在を意識し、「追われる立場」に変わりました。
今までには感じたことがないプレッシャーが孝成にのしかかりました。
道場の中でも同級生に一惺や幸空がいて、いろいろなプレッシャーがかかっていたと思います。
大会までに気持ちの波があり、ネガティブになってしまっている時もありました。
今までとは違うプレッシャーを感じながら、孝成なりに必死に頑張ってきたと思います。
未来くん杯までの練習の時と比べると、今回は気持ちのアップダウンが激しい時があり、どう孝成に接するのが正解なのか、私もわからなくなってしまう事がありました。
今まで現役でやってきたため、完全に指導の立場に立つことは、私にとっては初めての経験です。
強く言い過ぎると気持ちが下がるのではないのか?
だからと言って、黙ってこのまま進めてもいいのか?
など、そんな悩みでいっぱいでした。
結局、正解が何なのかは今でもわかりません。
とにかく、孝成がもっと自分に自信を持てるように、私なりに全力で孝成と向き合って来ました。
そして、全中予選までにさらに成長した孝成をみて、これは絶対にいけるなと感じていました。

試合当日、孝成に「どんな感じ?」と聞くと、「いける」と返ってきました。
これは全中行くなと予感がしました(笑)

ベスト8までは、安定感たっぷり。
何の心配もなく勝ち上がれました。
そして決勝ラウンド、演舞順は7番でした。
先の選手で41.9点の高得点が出る中、
孝成の順番がきました。
演舞中、心の中で「孝成めっちゃ上手やな。私の好きな形やなぁ」と思いながら見てました(笑)
私はすごく良い演舞と思いましたが、意外と点数が伸びず40.3点。
孝成の演舞が終わった時点では、41.9点が1位、40.5点が2位、孝成含め2人が40.3点で3番手でした。
その時点で、この同率3位は、どちらが上なのか不明でした。つまり、8番目の選手が孝成よりも高い得点を出した場合、孝成が4位なのか5位になるのかが、わからない状態でした。5位なら全中への出場はできなかったため、孝成を含め応援している私たちも祈るしかありませんでした。
8番目の選手の得点が出ました。
40.3が抜かれる事はありませんでした。

この瞬間、孝成の全中行きが確定しました。
孝成の全中出場が決定した時、緊張が一気に取れ、涙が溢れました(笑)
経験したことのないプレッシャーの中、本当に頑張ったなと思います。
これからも追われる立場として、様々な壁があるかと思いますが、孝成なら乗り越えられると信じてます💪
全中でも良い結果を残して欲しいです‼︎




試合終わりの写真📷
みんなお疲れの様子です、、、(笑)




今回の全中予選に向けて、
中学生の形選手全員がすごく成長しました!!
それぞれに違うプレッシャーと闘いながら、日々努力してきました。
この努力は、これから先にも繋がると思います!

次はみんなで表彰台立とうな!!😁🌟



長々と書きましたが、
ここまで読んでいただき、
本当にありがとうございました🙇‍♀️

機会が有れば、またブログを書いてみたいと思います。



これからも太西会を応援ください。
よろしくお願いします‼️



押忍🥋


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