きみに読む物語 を見ています
Filmです
テレビをつけたら放送していて引き込まれました
「愛するアリー
僕たちは終わってしまったんだね・・・」
運転しながら泣きじゃくる美しい彼女
髪どめを止めなおす
「愛してる
また逢おう」
ねえ
愛してるのにどうして別れるの
数年ぶりの更新をしてみた次第です
此処は秘密の場所
だれもだれも見てる人がいないはず...
ゆえに とても 気が楽
・黒 くろ
・夜 よる
・暗闇 くらやみ
・独り ひとり
・他人 たにん
・侵入者 しんにゅうしゃ
・鍵 かぎ
・土足 どそく
・泥棒 どろぼう
・強盗 ごうとう
・逃亡 とうぼう
・未遂 みすい
・警察 けいさつ
・鑑識 かんしき
・指紋 しもん
・足跡 あしあと
夜
夕方
ベッドでひとり寝ていたの
他人が鍵をあけて家の中に
部屋の扉が開く
誰
小さく叫ぶ
部屋の扉が閉まる
見えない誰か
逃げた？
何が起きたのか
考える間もなく
追いかけた
鍵が開いている
外を見たが誰もいない
知らない誰かの匂いがする
煙草の匂いがする
気持ち悪い
吐き気がする
家の中
私の部屋
それは
ちっとも安全な場所ではなかった
知らない誰かが
他人が
いとも簡単に鍵をあけて
土足で踏み込んでくる
なんて・・・
フェアじゃないじゃない！ 怒
そもそも
泥棒ってのは留守中に入るものではないのか
私が叫ばなければ
侵入者はどうしていたのか
考えれば考える程
怖い 泣
夜
独りで眠ることが出来なくなったよママン
警察なんて何もしてくれないのね
パトロールなんて何の意味があるの
飛んできて
震えてる私と
一緒に寝てくれて
守ってくれる君 Ｍerci
これからどうしようか．．．
女は声に出して本を読んでいる
“さらばカミーユ修道院へ帰れ”
“男はうそつきで見かけ倒し”
“偽善者で傲慢だ”
“人は恋に失敗し”
“そして傷つき不幸になる”
“死ぬとき過去を振り返り”
“自分に言い聞かせる”
“私の生涯は苦しみの連続だった”
“何度も失敗をした”
“しかし私は愛した”
“私は生きた”
“私は高慢と倦怠で―”
“固めた偽物ではないの”
そして退場
女：アンジェラ（アンナ・カリーナ）
女は女である
Ｕne femme est une femme