遂にこの日がやって来た。
以前から熱望していた訪問地の一つ、広島県の大久野島を訪れるのだ。
多くの書籍で採り上げられ、その数々のエピソードを読み漁り、大変な興味を持ったこの島。
 
この島を紹介する際、必ず用いられる言葉に
「うさぎの楽園」
「毒ガスの島」
「地図から消された島」
がある。
有名なので、ご存知の方も多かろうと思うが順に紹介してみたい。
重く深い歴史が絡む島である。 数回に渡り、私の知り得る限りを綴ってみたいと思う・・・。
 
 
 
 

5月某日、広島県竹原市の忠海港へ向かった。
到着は午前9時頃だったと思うが、既に数百人単位の方々がフェリー乗船の為に列を成している。

「なんで!? これ、みんな大久野島に向かうのか?」 
 
・・・想定外だった。
ゴールデンウィークではあったが、どうしてあの島がこんなに多くの観光客を呼び込めるのか?
遊園地の客層さながらの乗客の列に並びながら疑問を感じた。

 
 
 
 
 
 
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                忠海港からフェリーでおよそ15分、その島が見えてきた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

           先程の疑問は島に降り立ち、人の流れに任せて歩いていくとすぐに解決した。
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                国民休暇村、美しく管理された芝生、そしてそこには多くの可愛らしいウサギたち!! 
                                   「そうか! みんなウサギと戯れるのが目当てなのか。」
            周囲4.3キロしかない島内のその数は300とも500羽とも云われている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                   日陰の涼しいところにウサギはいた。
 
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                        素直に微笑ましいと思った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                      島内でウサギの餌を販売しているようで・・・
 
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              彼方此方で餌を与え、カメラにその様子を収めようと頑張っている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                              しかし、おなかいっぱいのウサギは逃走!
 
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                    立ち入り禁止の金網の向こうへ行ってしまった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                            海岸線を歩くと、足場の良い防波堤で釣りを楽しむ人も多い。
                            また、瀬戸内海も大変美しく、この島は本当に気持ちがいい。
      残念ながら、この日は霞んでいたので眺めがイマイチだったが、本来は遠くの島々も望める筈だ。
 
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                       「うさぎの楽園」・・・納得した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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                   ところで、 国民休暇村近くに 「立ち入り禁止」 のコンクリート製の古い建造物がある。
          個人的に気になるので、写真を撮っていると・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 その内部で休む2匹のウサギを追って、子供たちが中に入る。
「あぶないよ。」 と声をかけるが、夢中になっている彼らには聞こえなかったようだ。
今はハコと台座しか残っていないが、私の脳内にはこの情景が映っていた・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
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            そう、かつてこの大久野島では・・・毒ガス兵器の製造・研究が行われていたのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次回は 「毒ガス島」 について、ご紹介したい。