今日、こんな質問を受けました。


『スタッフが、会社の方針に従わず、自分の希望が通らないなら会社を辞めると言っています。どうしたらいいんでしょうか?』


はい、どうしましょうか?

考えられる選択肢は、


・会社の方針を貫く

・スタッフさんの希望を優先する


常識的に考えると、この二択ですよね。

どっちを選びますか?


一般的には、対立する意見が出た場合、


・自分の意見を押し通す

・相手の意見を受け入れる


このどちらかになります。

ただ、どっちを選択しても、どちらかは気持ちよくないですよね。

自分の意見を押し通せば、自分はよくても相手は不愉快かもしれません。

相手の意見を受け入れると、自分自身が不愉快なケースもあります。


どこに着地点を持って行くと、誰も不愉快な状況を作らないで済むでしょうか。


もし私なら、第三の選択肢を探ります。


白か黒かではなく、ピンクの選択肢(笑)。


『アウフヘーベン』


という言葉をご存知ですか?

弁証法的な考えの中でよく使われる言葉です。


『ふたつの矛盾・対立する事象、立場を統合統一し、より高次な段階へと導くこと』


などと説明されます。

つまり、白か黒かで話すのではなく、もう一つ違う次元に話を持って行って、そこで両者を満足させる結論=ピンクを出す、ということです。


ということで、アウフヘーベン的な考えで言うと、冒頭の、


『スタッフが、会社の方針に従わず、自分の希望が通らないなら会社を辞めると言っています。どうしたらいいんでしょうか?』


という質問については、


『スタッフの希望を聞いて、それが活かされる職場環境を作ることで、会社にも利益になるような仕組みを作る』


というような判断をすることですね。

そうすると、両者ともそれなりに納得できる解決策に辿り着きます。


こういう考えもアリですよ。