今日は急な雨に思い切り降られました。


2時に散髪の予約をし、ごはんを食べてから散髪に向かおうと、少し早めに家を出ました。

家を出た瞬間、ポツポツと小雨が降ってきましたが、私が目指すつけ麺屋さんまで、自転車で5分ほどです。

とりあえず、つけ麺屋さんまでもってくれればいいかなとそのまま走り続けたのですが、もうお店まで1分もかからないところに来た瞬間、大粒の雨が凄い勢いで降り始めました。


結果的にずぶ濡れ。


ただ、そのままつけ麺屋さんに避難し、食べている間に止んでくれればいいかと思っていたのですが、食べ終わってもなかなか止みません。

むしろ激しさが増しています。

散髪をキャンセルすることも考えたのですが、逆にこういうときにキャンセルしている人もいるんだろうなと思った瞬間、むしろこういう時こそ行かなければと思い直し、意を決して店を出ようとした瞬間、


『止みそうにないから、これ使ってください』


とお店の人が、ビニール傘を差し出してくれました。


『好きなものを持って行ってください。どうせ忘れ物でたくさんありますから』


と。

こういうのってめちゃくちゃ嬉しいですよね。

ありがたく傘を借りました。


『返しに来ないで大丈夫ですから』


最後にそう言われました。


いつもの私だったら、


『いやいや、そういうわけにはいきません』


と考え、絶対に傘を返しに行ったでしょう。

実際、散髪が終わり、新しい傘を買って、返却に行こうとしていました。

そのとき、ちょっと考えました。


もし私がお店の人の立場だったら、返しに来られたほうが嬉しいだろうか?


仮に、忘れ物の傘がたくさんあるというのが本当だとして、そこに傘を返しに来られることが嬉しいと感じるだろうか?


傘を返しに来られるよりも、むしろこれをきっかけとして、つけ麺を食べにきてくれることのほうが嬉しいような気がしました。


『そうだ、私が選択するのは、傘を返しに行くということではなくて、つけ麺を食べに行く頻度を増やすことだ』


と結論付けました。


相手の好意は好意としてしっかりと受け取ればいい。

そして自分に出来ることは、相手が本当に喜ぶことを行動に移すこと。


それでいい!


ということで、傘は返却に行きませんでした。

そのかわりに、つけ麺をこれからも食べに行こうと思います。