今日は曇っている東京です。

日曜日のトレイルランニングのダメージがまだ残っています。


さて、今さらですが、大阪の都構想に対する住民投票が日曜日にありました。

結果は反対多数で、都構想は否決されました。

敗因を聞かれた橋本市長は、自分への逆風もあると会見で言ってましたね。


私もこの結果を自分なりに考えてみました。


まず、ひとつ目は、今の大阪を都にするメリットがイメージできなかったこと。

何が変わって、どういうメリットが出るかが私もよくわかりませんでした。

これは伝え方と、伝える量の問題ですね。

要は、関心を持ってもらえなかったということです。


ふたつ目は、橋本さんも会見で言われたように、橋本さんへの不信感です。

橋本さんは頭もいいし、論理的にはっきりと物事を言われるので、好き嫌いが出やすいです。


私は、橋本さんが政治の舞台に出たときから、何がしたいかがよくわかりませんでした。

ただ単に権力を欲しいのかとも思っていました。


橋本さんの戦略はわかりやすく、自分の敵を作ることで、自分の立ち位置を正当化していくというものでした。

この戦略は、熱狂的な支持者を得ることもできますが、もちろん敵も多く作ります。

そして、強烈なリーダーシップを発揮するほど、逆に変化に対して恐怖を抱く人も増えてきます。


それでも、橋本さんは、この戦略を押し切ったんですね。


その結果、何をしようとしているのかわからない中で、どんどん変化を求められることに対する恐怖が大阪の人に出てきたのかもしれません。

そうなると、民意を無視した単なるスタンドプレーになりますよね。


それが、今回の結果なのかもしれません。


それと、もうひとつ。

もともと、この都構想に関心のない人は、選挙に行かないか、どっちでもいいというスタンスですよね。

そういう人が、あえて変化を望むとは考えられません。

つまり、反対する人と無関心の人との合わせた人数を上回る賛成票を集めないと勝てないということだったのかもしれないです。

そういう意味では、あれだけの賛成票を取ったというのはすごいことですが、あれだけの賛成票をとっても変革は起こせないということでもあります。


橋本さんは、見える敵に対しては徹底的に仕掛けていきましたが、見えない敵=関心のない人に対して、メッセージを届けることができなかったんです。

それどころか、逆に恐怖心を与えてしまったのかもしれません。


もちろん、リスクを覚悟で戦略を仕掛けたのでしょうが、


『策士策に溺れる』


なのかもしれません。

橋本さんの長所が、短所として大阪の人に受け止められたのかもしれません。


全て結果論なので、何が正しいかはわかりません。


大阪を都にするのがいいのかどうかはわかりませんが、投票者の半数近くが賛成したという現実を、これからの大阪市政、大阪府政にどう活かしていくかが、大阪の政治関わる人にとって大事なことになってくるでしょう。