あなたは寂しいと感じることがありますか?

感じるとしたら、どんな時に寂しいと感じますか?


私はあまり感じることがありません。

それは、周囲に恵まれているからかもしれません。


なぜそういうことを書いたかというと、私が人材育成で目指すところの


『自立』


と大きく関わっているのかなと感じたからです。

例えば、ある会社さんに対し、


『スタッフさんを自立型人材に変えましょう』


と話すと、


『それいいね、ぜひ』


という反応をされる社長さんも多いのですが、そこを目指す中で、


『社長さんは本当に自立型の社員を望んでいるのだろうか?』


と感じることも少なくないからです。

そう感じる理由はいろいろとありますし、本当にそう思っているのかどうかはわかりませんが、仮にそうだとしたら、なぜ社員の自立を望まないんだろうと考えました。


それをいろいろと考えていく中で、私が辿り着いたのが、


『一人になりたくない』=『寂しい』


という感情があるからではないかということに辿り着きました。


『自立』には、どこか、『孤立』や『孤独』も含まれている気がします。


もちろんそれは状況の捉え方次第なので、『孤立』や『孤独』を感じるかどうかは、その人によります。

ただ、そう感じた(捉えた)時に、その感情とどのように付き合うか?

そこに対して、しっかりと受け止められないと、『孤立』や『孤独』は避けるものとなります。


そうして、『自立』は望まないものとなるのでしょう。


一般的に、経営者は『孤独』だと言われますが、私はそう思っていません。

ただ、そう思う経営者の方が多くいるかもしれないとは思います。

そうすると、


もっと社員からチヤホヤされたい!

もっと社員に依存してほしい!


と思うでしょう。

だとしたら、会社において『自立型人材』は望まないですよね。


それでも、『自立型人材』を望む経営者の方もおられます。


『自立』と『孤独』


の深くて複雑な関係を解きほぐすことが、現在の会社経営に最も求められていることなのかもしれません。