本日もお読みいただき、ありがとうございます。



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今日は久しぶりに大雪の東京です。


朝5時に起きたときは粒も小さかったのですが、今はボタ雪ですね。


足下にお気をつけください。


昨日、寝ていたうちの猫が、いきなり大きな声を出して飛び起きて、私のほうに走ってきました。


怖い夢でも見ていたのでしょうか。


うちの中にいる限りは、怖いことはないよ。



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私はかつて、映写技師という仕事をしていました。


映画館で映画を上映する仕事です。



『映画の上映って、スイッチを入れて押すだけじゃないの?』



よく人からそう言われました。


最近はそれに近く変わってきている映画館もあるようですが、私がやっていた頃までは、35ミリフィルムを大きな映写機にセットして上映していました。


フィルムの材質や映写機メーカーの違い、それまでに上映されていた環境でのフィルムへの影響、その映画館のこだわりなどで、上映の仕方が変わってきます。


それに全部対応し、映写トラブルがないように上映しなければいけません。



そのためには、



『基本的な知識と経験』



が必要になります。


知識は学ぶことで得ることが出来ますが、経験はなかなか得られません。


とにかくやり続けるしかないんですね。


ただ、その経験を加速させる方法があります。


それは、



『経験者の知識を盗む』



ということです。


当たり前のことといえば当たり前ですが、これが一番早いです。


私も多くの先輩の技師さんから経験を盗ませていただきました。


私が知っている経験もどんどん提供しました。



そうすることで、全員の経験値が上がっていくんです。



そして、その経験を自分でシミュレーションしてみることが大切です。



フィルムが切れたらどうする?


ランプが切れたらどうする?


銀紙が誤作動したらどうする?


上映中に電気がついたらどうする?



そうやって考えられる状況を自分で出して行って、そのときにどう対応したらいいかを自分でシュミレーションします。


その時の対処方法は、人によっても違いますし、譲許によっても変えなければいけません。


なので、多くの人の経験を盗んでおくことが大切なんです。



マニュアルというのは、人の経験を体系化したものということも出来ます。


ただ、全く同じ状況で対応できることは意外と少ないです。


その時その時の状況に合わせて、自分の経験の引き出しを開けなければいけません。


そして、そのために必要となるのはいいことも悪いことも含めて、人の経験が役に立ちます。



経験は常に更新されているものです。



なので、常に新しい経験を盗んでおく必要があるんですね。



物を盗むのはいけませんが、人の経験を盗んで、自分の能力を高めることは大切です。



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2004年2月29日の『食事日記』


この日は、夜に大戸屋というお店で『温野菜とカキのスープ定食』を食べています。


大戸屋は一時期すごく勢いがあったような気がしますが、ちょっと落ち着いてきている印象です。


どうなんでしょう?


自分自身も大戸屋に行く頻度が減っている気がします。


8年前の今日、『オアシス』という韓国映画を見に行っています。


この映画は強烈でした。


元服役囚と障害を持った女性との純愛(と言っていいのか?)を描いた作品なんですが、この女優さんの演技がとにかくすごいんです。


私の友人は、本当の障害者の方だと思っていたぐらいです。


映画のストーリーも興味を引かれるのですが、私が最も感銘を受けたのは、この映画の中で現実と空想のシーンが交錯するシーンがあるんです。


このシーンをワンカットで撮っているんですが、障害者役の女性が一瞬画面から消えて、3秒後ぐらいには健常者役で出てくるんです。


つまり一瞬でキャラクターを変えたんです。


このシーンには本当に驚きました。


欲を言うと、画面上で切り替えてほしかったのですが、それにしても見事な演技でした。


公開当時はすごく話題になった映画です。


馬見塚のお勧め映画です!