言葉 | 俺の青春とラッパ銃

言葉



皆さんこんばんは

そして久しぶりです


あれから」二年

あの地震から二年が経ちました

だからと言って特に語ることもありません

僕の住んでいる地域ではそのころ

地震があったこともテレビで知り

皆がテレビにくぎ付けになり

我先に我先にと哀悼、追悼

そんな状態でした

内心は対岸の火事

身内が巻き込まれることも無ければ

その事実を身近に感じることもなく

自分の番は何年目か

自分はどれだけひどい目をみるのか

それだけを思うようになりました

自分の周りを見ようともせず

ひたすら対岸の惨事に目を向け

言葉を発し

悲しみを表現している

それぐらいの時間が経ちました

いつか人はそれすらを糧として

自分を表現しだすのかもしれません

でも僕にはそれについて何か言うことができるとすれば

ただ眺め、周りに馴染むためにそれを讃頌するしかない

今必要なのはどんな”言葉”なのか

そもそも必要なのは”言葉”なのか

言葉を使う側の僕は考えます

対岸の火事を前にして