先日、ランディングページの
コピー制作の依頼を受けました。
ランディングページとは一体何かと
いうと、一言でいえば「集客サイト」
のことです。
何か困ったことや、解決したいこと
があったときに、ネットで検索しますよね?
「睡眠 方法」
「印刷 札幌」
とか、そーいった感じで。
で、いくつかサイトを見ていくと、
・資料請求
・お問い合わせ
を促すようなサイトがあると思います。
資格の資料請求とか。
そういったサイトをランディングページといいます。
僕は過去にも、登録率23%とか、34%とか
「よっ!さすがコピーライター!」とお褒め
の言葉を頂けるようなページを作ってきました。
(「ありがとうございます」とクールにお礼を
いいつつも、心の中では「ッシャーーー!」と
ガッツポーズをしているのは内緒ですw)
さて、そんな話は置いといて。
数名の社長さんとお話させて
頂くなかでも、ランディングページの需要は
多い様子。
それもそのハズ。
なぜなら、ランディングページは、
店舗でいうならば、お店の入口だからです。
この入口をすっ飛ばして、
商品を買ってもらうのはなかなか難しいことです。
だから、まずは入口まで来てもらって、
無料のレポート、資料、サンプルなどのお茶で
「店内も見て下さい!」とおもてなしをするワケです。
「うちの商品はこんなんでっせ」
「全然他社と違いまんやろ」
こんな感じです。
で!!
他にランディングページを作っている会社
って、自社をどうアピールしてんだろ?
という興味がわいてきたので、いくつかの会社のサイトを見てみました。
・・・
結果は「・・・?」でした。
まぁ、どの会社も小綺麗なサイトが実績として並んでいます。
「制作実績450件以上!ドーーーーーンッ!」
「ドヤーー!このデザイン、装飾、すごいやろっーー!」
なーんてふうに。
でも、コンバージョン率(登録率のこと)などの
具体的な数字を提示している会社は
「0(ゼロ)」でした。
「ちょっと待てい!
LPで重要なのはそこじゃないんかぁい!」
と心の中で激しくツッコむ僕。
何が言いたいかというと、
「あなたがランディングページを作る目的は、
小綺麗なサイトを作ることではない。
一人でも多くのお客さんに反応してもらうことだ」
ということです。
つまり、そのサイトを100人が見たら、
一人でも二人でも多くの人に、
「資料ください!」と請求してもらうことです。
それを達成できないLPなどゴミです。
いえ、ゴミ以下ですね。
100人に「あぁ、このサイト綺麗だねぇ」
なぁんて、まるで美術館の絵画を眺めるように
感心してもらっても意味がありません!
たとえレイアウトはグチャグチャ、
文章もヘタクソなページだったとしても、
それの登録率がよければそれが正解なのです。
(ここら辺は、精度をあげるために要テスト)
「格安制作」「実績多数」なんて言葉に
惑わされないでくださいね。
そこで反応のないサイトを作るのであれば、
その制作金額をまるまんま寄付したほうが
お返しの法則で何かしらのリターンが見込めるくらいです。
結論:
「制作を依頼する前に、「コンバージョンは?」
と聞くようにしましょう!」
良いコンバージョンが出るページが作れれば、
あとはずっと見込み客を連れてきてくれるワケですから^^
ご参考までに!
川崎達郎