スリランカに10年と少し滞在していましたから、

南西アジアの女性が着るサリーはよく着ていました。

たぶん50枚以上は持っていたと思います。

結婚式やパーティーに招待されたときに着る

シルクのサリーも数枚持っていましたが、

ほとんどはコットンのサリーでした。

仕事でよくサリーを着ていましたね。


職場でいつものように仕事をしていると

女性スタッフが私の前に紙包みを持ってきました。

私が、顔をあげ

「どうかした?」って尋ねると

彼女は、

「ミスは私たちの上司だから

こういうサリーを着てほしい」

と、手に持っていた紙包みを私に差し出しました。

私は、彼女の言っていることの趣旨がわからなかったのですが、

その紙包みを受け取り、早速開けてみました。

(通常スリランカでは、プレゼントなどを貰った時は、

後で、贈り主がいないところで開封します。

日本でもかつてはそうでしたね)


包みの中には、

ポリエステルのサリーが入っていました。

彼女は、

「これはジャパニーズポリエステルで

とってもいいサリーなの」と。

私は、

「じゃあ、これからはこのサリーを着せてもらうね」

と言い、ありがたくいただきました。


ポリエステルのサリーは、

発色がきれいで

洗っても色が落ちず、

直ぐ乾き、

アイロンがけが不要。

しかもドレープがきれいにでるので、

会社の管理職の女性や、銀行などの窓口の女性などは

ポリエステルのサリーを着ている方が多かったですね。

でも、私は、やっぱりコットンが好きで、

結局、いただいたサリーはほんの数回しか着なかったと思います。

女性スタッフが私に対してしてくれたアドバイスは

スリランカでは極めて大切なことで、わたしもその意味はよく理解していましたが、

外国人である私にとっては、ちょっと受け入れがたい、また居心地の悪い習慣でしたので、

私は、その後もコットンのサリーを着ていました。


スリランカを去る時、何枚かは記念に持っていようかとも思いましたが、

すべて、当時かかわっていたJaffnaに住む戦争未亡人たちに渡してきました。


さて、昨日、Teebomによく来てくださる若い女性のお客様からのご依頼で

彼女にサリーを着せてあげました。

彼女のサリーは、深い青い色のシルク地で

ボーダーやヘッドピースには金糸がたくさん使われている

とっても豪華なものでした。

背が高く、エキゾチックな容姿の彼女はとてもサリーが

よく似合います。

IMG_2876.JPG

サリーの着付けをしながら、

スリランカの出来事を思い出しました。


Teebomではコットンのサリーの古布を再生した

リサイクルサリーの商品を多数ご紹介しています。

是非、こちらからご覧になってください。



IMG_2061.JPG

iPad用ケースです。

IMG_2737.JPG

ペンケースです。

昨日の講演会は、

Teebomからほど近い

ペガサートで行われました。

悪天候の中

静岡県内から遠くは下田、浜松から

40名ほどの女性が参加してくてくださいました。

ありがとうございました。


フェアトレードに関して1時間半ほどお話をさせていただき、

その後は

コーヒーと紅茶の淹れ方を

実演させていただきました。

始まる前や休憩時間に

自家焙煎コーヒーや

セイロン紅茶

スリランカのスパイスで作られた”カレーの壺”

それに、こちらもスリランカの女性たちが手作りしている

Barefootのポーチなどを

フェアトレード商品の販売もさせていただきました。


私の支離滅裂な話しを

参加者の皆さんは熱心に聞いてくださり

「全く知らなかったことを聞けて

よかったです」

「近くにお店があったんですね」

なんて感想をいただきました。


また、こんな質問をいただきました。

「生産者から購入したものが

全く売り物にならなかったことはありますか

そして、その場合はどうしますか?」


以下、私の回答です。

海外の生産者から直接商品を購入するときは

基本的には100%前払いをしています。

購入した商品が届いたときは既に

支払いは完了しており、その商品が

売り物にならなかった場合でも、

返品や返金は基本的にはしません。

商品が届き、店頭に並ぶことなく

お店の奥の物入れにしまわれている商品は

少なからずあります。

でも、それで終わりにしません。

なぜ、売り物にならないのか

どこに問題があるのかを生産者と話し合います。

彼らは日本を知りませんから、何がよくなかったのかは

私が指摘するまで気が付きません。

実際に合った例です。

グアテマラの生産者から手織り布で作ってバッグやポーチ、

端切れで作ったウォーリードールが届きました。

仕上げが悪く、糸のほつれや、布のゆがみがありました。

私が、このような状況では日本マーケットでは販売できないことを

伝えたところ、

彼らは、やり直してくれました。

ただ、すぐにはすべてが改善したわけではなく、少しずつよくなってきています。

私は今でもその生産者の商品を購入しています。

失敗から学び、それを克服して、より良いものを作っていくこと

辛抱強く課題に対して取り組むことができる人たちなので

私も彼らと一緒に学んでいます。

Skypeで

「こんなふうにしたけど、どう?」

とか、

「ここはどうしたらいい?」

なんて聞いてくれます。

細かい説明で英語では難しい時は、

スペイン語ができる友人に

通訳してもらっています。

ちゃんとコミュニケーションをとることで、

どこに問題があって、それをどう解決したらいいのかが

わかります。

技術の問題だけではないのです。

時間はかかりますが、このようにして、

生産者とは”持続可能な”関係を作っています。

もちろん多少のリスクはありますけど・・・


と、答えました。

大切なのはコミュニケーションと

お互いの信頼関係かなと

思っています。


今週はなんと2回も

お話する機会を頂戴しました。


以前は、仕事でよくプレゼンテーションなるものを

する機会がありました。

組織の後ろ盾があってするプレゼンテーションでは

前にはお客様、これは一人で行っても同じ、

違いは後ろ。

会社や組織の一員と言う立場で行う場合は、

後ろには、同僚や、先輩、上司が控えていて、

何か自分では対応できないことが発生した時には

助けてもらえると言う安心感はあったのですが、

「うまくやらないと」という大きなプレッシャーがありましたね。


自分で行うプレゼンテーションは、

後ろには、壁しかなく、自分で作った資料が映し出されているのみ。

心細いと思う反面、身内の人に対しての「うまくやらないと」という

プレッシャーはなく、

ひたすら、目前のオーディエンス=お客様に対して

少しでも有益な時間を共有していただければと言う気持ちがあるだけです。

適切な言葉が見つからないのですが、気分的には、とっても楽です。

この「楽」には楽しいも含まれている「楽」ですね。


個人になって、これまでに何度か「講演」と言う形でお客様の前で

お話させていただく機会を頂戴しました。

この仕事を始める前には全く想定していなかったことです。

ありがたいことです。

最初は、ちゃんとお話ができるかどうか不安で仕方なかったのですが、

このところは楽しくできるようになってきました。

資料作りをしたり、練習をしたりすることも好きな作業の一つです。

ただ、苦手なことも判明。

あんまり入念に準備をして、お話する原稿なんかを作ってしまうと

プレゼンテーションがうまくいきません。

原稿が読めないんです。

自分がしっかり理解したこと、自分の考えを自分の言葉にして

自由に話すのが私には向いているようです。

「よく、そんなにいろんなことが原稿も見ずに話せるね」って

言われることがあるのですが、

「興味があって、好きなことなだからなのかな・・・

それとね、そもそもおしゃべりが好きだからです」

と私。

明日は、静岡市葵区のペガサートで

自治体で働く女性のみなさんの交流会で

2時間ほど、お時間をいただき、お話させていただきます!

参加してくださる皆さんの貴重なお時間ですから、

頑張ってお話させていただきます。
今年の冬

私は、友人の出産に立ち会いました。

彼女は、ご主人の仕事でパキスタンから静岡に来て

1年半。

日本語がほとんどわからないので、私が通訳として

出産のお手伝いをしました。


その時の詳細は、こちらで読んでください。

彼女は2月14日に無事、女の子を出産。

バレンタインデーに生まれた彼女の名前は

TAMIYA(タミヤ)!

パキスタンで使われているウルドゥー語で

「愛」という意味です。

加えて、この名前、静岡にとっても所縁のある名前です。

某プラモデル製作の会社の名前と同じです。

だから、一度聞くと、静岡の人はたぶん

忘れないですね。

いい名前です!

生まれたときからかわいかったですが、

4か月経ったタミヤはもっとかわいかったです。

2012-02-14 21.07.27.jpg

生後10分くらいのTamiya

IMG_2336.JPG

今日でちょうど4カ月!

私がプレゼントをしたBarefootのベビーグリップを

しっかりと握っています。


IMG_2339.JPG

母親の眼差しは、

幼子を包み込むやさしさと

強さと落ち着きがあります。

IMG_2340.JPG

方や、

アンティー(私)は

Tamiyaを抱っこできて

おおはしゃぎ!!

写真の自分を見て、愕然・・・

もっと落ち着かないと

このブログで少し前に

ワークショップをさせていただくことになったと

書かせていただきましたが、

昨日が、その日でした。


実際私の話などをお金を払って聞きに来てくださる方がいるなんて

思ってもいなかったので、

13人もの方が来てくださったことに、驚きました。

15平米あるかないかの小さな店ですから、

13人+私という人数はMAXでした。


お客様が来ていらっしゃるのに会場の設営ができておらず、

また試食をしていただくアーモンドバターを付けるパンがなく

急きょ、近くのコンビニに走ったりとか・・・

相変わらず段取りが悪く、来てくださった方にとっては

出だしから、???だったかもしれません。


数名の方は、Teebomに来てくださるお客様で面識はあったのですが

大半の方は初対面。

失礼にも、ご挨拶させていただいたときに、

「サクラで来てくださったのですか?」って

とんでもない質問をしてしまいました・・・

幸い、みなさんご自分の意思で来てくださったとのこと、

ますます恐縮してしまいました。


予定では、30分のプレゼンテーションの後に

休憩&試食・試飲があり、

その後は、商品の説明や、

商品サンプルをお見せして、消費者の立場から

アイデアなどをいただくと言う予定にしていたのですが、


なんと、(というか、例によって)私が話しすぎ、

30分のプレゼンテーションのはずが、

気が付いたら1時間15分も経っていました・・・

それでも、みなさん席を立つこともなく

(いやいや、あんまりにもギュウギュウだったので

身動きがとれず・・・)

じっと私の話を聞いてくださいました。


プレゼンテーションはまだ続きがあったのですが、

そこは省略し、

紅茶、コーヒーを飲んでいただきながら、

黒糖クルミやマスコバド糖のかりん糖や

アーモンドバターの試食をしていただき

そのあとは、お店の中にある商品が概要や

特徴をお話させていただきました。

サンプル商品も見ていただき、貴重なご意見もいただき、

更には、来てくださったお客様がお買い物もしてくださいました。


毎度のことながら、ハチャメチャな感じになってしまい、

来てくださった方に、ちゃんとお礼を伝えることもできず、

本当に、申し訳なかったです。

それでも、今朝、主催者の方から、ご丁寧なメールを頂戴し、

「楽しかった」「面白かった」と言っていただき、

次の企画のご提案までもしていただきました。


私も、とっても貴重な機会をいただき、

楽しい時間を参加者の皆さんと共有できて

ほんとによかったです。


参加者のみなさん、

これに懲りずに、また来てくださいね!


出だしがハチャメチャだったこと、

時間がマキマキだったこと、

気が付いたら写真が1枚もありませんでした。

片付けが終わった後で、撮った写真です。

13個のカップ&ソーサー



プレゼンテーションで使った

お気に入りの赤のDell


普段は、青のDellを使っているのですが、

ここぞと言う時は、赤を使っています!


IMG_2333.JPG