少し前にこのブログで、真っ黒子ネコのことを書きました。

今日は、その後について書きます。

夜中に真っ黒子ネコが私が寝ている2階の窓のところに出没してから

姿が見えなくなっていました。

気になって、お隣さんに聞いてみたら、

「アーケードの柱のところから降りれなくなっていたのを

お巡りさんが梯子で登って、箱に入れて捕まえたんだけどね、

下に降りたとたん、箱からぴょんと飛び出して走って逃げちゃったね」

と教えてくれました。

お隣さんも私も内心ほっとしました。

お巡りさんにつかまったら、きっと保健所に連れて行かれて処分されてしまった

ことでしょう・・・。

でも、ノラちゃんのままではいけないので、

Sahiru17でいつもお目にかかる動物病院の先生に相談してみました。


先生は、大きなネコが入れそうもない場所で、

子ネコがいそうなところに餌を置いて、捕まえられるといいね。

そしたら、必要な処置をして飼い主を募集できるんだけどね。

とアドバイスをくれました。


早速、子ネコが落っこちた穴に餌を置いてみましたが、

残念ながら、その後は、姿だけでなく、鳴き声さえ聞こえなくなりました。

どうしているのかな?? 


お店に来て下さるお客様で、野良猫たちを捕獲して、去勢・避妊手術をし、

術後は元いた場所に放し、餌と糞尿の処理をボランティアでされている方がいらっしゃり、

どんな活動なのか話してくれました。


その方たちボランティアが活動しているエリアでは当初100匹以上の野良猫がいたのですが、

ボランティアの方たちの活動で、現在では20匹にまで数が減ってきたそうです。

大切なのは、餌をあげるだけでなく、個体を把握し、去勢・避妊手術をし、野良猫を

増やさないようにしていることです。

人間社会の中で共存していかなくてはいけないネコやイヌにとっては不本意かもしれませんが、

現状、最善の活動ではないかと思います。


以前、JICAの仕事でサモアに滞在していた時に、日本とオーストラリアの獣医さんのボランティアが

サモア島内の野良犬に対し去勢・避妊手術を徹底して行い、犬の数をコントロールしていました。

サモアでは犬は敷地を守る大切な番犬なのですが、放し飼いのため、個体数がどんどん増えていました。

そのため、人間と犬の関係が悪くなり、人が犬をいじめたり、犬が人を噛んだする事故が度々ありました。

そこで、外国人のボランティアがこれ以上野良犬が増えないようにと活動を始めたのです。


サモアでは私は3頭の犬を飼っていましたが、皆捨てられた子犬でした。

ドロドロだった子犬たちを獣医さんのところに持っていき、

ワクチン接種と去勢・避妊の手術をしてもらい、自宅で飼っていました。

やんちゃで困ったこともありますが、私のことを信頼して、守ってくれました。


日本は先進国の中では突出して殺処分になる動物が多いということも獣医さんから聞きました。

人間の身勝手から1つの大切な命を奪ってしまうのは、とても悲しいことだと思います。

家族の一員として大切にされている犬や猫は幸せですが、そうではない動物もたくさんいます。


飼い主がきちっと責任を果たし、また地域でも皆が協力し合って、

動物たちにとってもやさしい社会になるといいなと思います。