ついに昨日6月3日は県リーグ開幕戦を迎えました。

当日は朝4時に戦術の夢で目が覚めました(笑)

開幕戦1試合目ということで朝早く家をでて日立へ向かいました。


早く着きすぎたため日立港に寄り海に勝利を祈願しました。

会場に着くと何かとすることが多く開幕戦の感銘に浸る時間もなくキックオフ。


適度にリラックスした状態で試合に挑み実力を出しきりました。

しかしノーボメンテさんはやはり一枚も二枚も上手でした。

思えば、チームが県リーグに挑戦することを決めた直後、当時関東リーグ所属であったノーボメンテさんにチームクリニックをお願いし、エキシビションマッチも見させて貰いました。

当時チームを去ったメンバーの中にはあの人達と同じピッチに立つことが想像できないという理由を口にする者もいました。

それくらい抜きん出た力を持った憧れの存在でした。

しかし試合が終わった時、悔しさと共にようやく感慨深さを感じました。

その理由は、良く健闘したなとかそういう思いではなく、憧れの存在に本気で勝ちにいったこと、これからも勝ちにいくであろうメンバーと一緒にピッチに立てた感銘からでした。

そのあとは、次戦の相手のスカウティングを済まし気持ちを切り替えて日立お魚センターで昼食を取りました。


ウニの殻が動いていました。

日立の地魚を堪能しました。

1番左のチーム最年少16歳の増尾選手がチーム初得点をあげました。

昼食を食べ終わると選手達には笑顔が戻っていました。

その夜は、ユースチームと合流し、土浦近郊で活動するチームと合同でトレーニングマッチを行いました。

選手達は1日ハードにフットサル漬けの日々を過ごして充実した顔に見えました。

それから自分とマネージャー、トップチームキャプテン大塚選手とようやく訪れたこの日に祝杯をあげました。

彼は試合を終え、悔しさと危機感を持っていました。

私はこのチームはもっと強くなると思いました。


何の実績も持たない私がチームを結成する際、大塚選手を含む数名の友人に声をかけました。

彼は競技フットサル選手として私は監督として共にはじめての挑戦でした。

時として厳しい声をかけたこともありますが、ここまで付いてきてくれました。

彼が開幕のピッチに立ったことは友人として嬉しい瞬間でした。

茨城県リーグの舞台に立てたのは応援してくれるサポーターの方や選手のご家族、協賛してくださっている企業、支えてくれるスタッフがいて実現しました。

私達の挑戦は始まったばかりです。
これからも激しい練習を重ね成長していきたいと思います。

豊川 克己