アミーガは社会人チームであるため、皆あたりまえに仕事を持っています。
トレーニング日も皆仕事を終えてからの参加となります。
そうするとやはり、残業や遅番勤務などで遅刻をやむなくされるメンバーもいます。
グループLINEには「今日は残業で遅れます」などの報告連絡が入ります。
遅刻は当然望ましいものではないですが、事前に分かっており、理由がはっきりしているものに関しては認めています。
私もプレーをしていたときは、練習日に合わせて業務を調整し、気を付けていたつもりですが、時には業務上どうしても避けられない事態で遅刻をすることもありました。
サービス業や交代制勤務など調整が難しい職業のメンバーもいるなかで、これらは仕方がない問題だと思います。
ただ遅刻しても残り30分でも練習参加しているメンバーや怪我をしていても出てくるメンバーがいる以上、「今日は残業で遅くなったので休みます」や「怪我をしたので休みます」という主旨の連絡には返す返事はありません。
それは本人の決定でありクラブの規約では定めていない以上問題には問えません。
ごまかそうと思えばいくらでもできるので敢えて取り決めはしないのです。
しかし、監督である自分やチームメイトは彼は遅刻や怪我でも練習に参加している、彼は参加していなかったと、口には出さずも判断しているはずです。
そしてセットに入るメンバーとしてふさわしいか心の中で決まっていきます。
遅刻して残り時間が少ない中でも怪我をしている中でもチーム練習で得られるもの、貢献できることがあるはずです。
こういうことを書くと反強制的に参加を強いていると思う人もいるかも知れませんが、それは違います。
罰則を定めることはしませんし、怪我人に強制参加させるようなこともありません。
なによりチームに所属するもしないも本人の自由です。
ただ所属している限り、少しでも上手くなりたい、勝ちたいと思うことは当たり前だと思います。
そういった思いから出てくる行動はマイナスの要素をプラスに変える力があると思っています。
そういった行動がチーム全体を底上げしていく力になると信じています。


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