猫ちゃんのご遺体の画像は
載せておりません。
以下、ショッキングな内容が含まれます。
苦手な方は お読みになりません様
ご注意下さい。
当初、
違う野良ちゃんの事を記事にする予定でしたが、
更に辛い出来事が続けてあり、
先に その子達の記事を上げることにしました。
9月15日(火曜)
仕事に向かう時
お世話をしている野良猫ちゃん達の様子が
どこかおかしい。
猫ちゃん達の視線の先には
見慣れない猫ちゃんが車の下で
じっと うずくまっていました。
見た感じ、かなり高齢。
目は目ヤニで被われていて毛並みも悪く
元気もなさそう。
「おなかは空いてない?」
ウエットフードを与えてみたら
与えた量を完食していたので少し安堵し
お店に向かいました。
営業中、暇をみて猫ちゃんの様子を見に行くと
猫ちゃんは駐車場から道を渡り、向かいの居酒屋さんの前にいたのです。
↓↓↓ 生前の猫ちゃん↓↓↓
灯りに照らされた猫ちゃんの姿を見た私は
その姿にとてもショックを受けました。
最初は車の下でよく見れず、
触る事も出来なかったので、そっと触れてみると
背骨が恐竜の背骨の様にゴツゴツと出ていて
見た目以上に痩せている事が分かります。
片目は開かないのかな?
片方の目は白く濁っていて、頭を撫でると
触った事の無いザラりとした猫らしくない手触り。
よく見ると、とても酷い皮膚病を患っていて
お耳もカチカチ。
しっぽにはクモの巣とガムテープが。
(体の赤い部分は光の反射です)
猫ちゃんはこんなにも
ボロボロになるの?
私は涙を堪えるのに必死でした。
猫ちゃんは、またヨタヨタと駐車場に戻り
再び 居酒屋さんの大将の車の下でうずくまります。
大将は、私が向かいで商売を始めるずっと前から野良ちゃんにご飯をあげてくれている方なので
その様子を大将にLINEし、
私は自分のお店と駐車場を何度か往復して様子を見ていました。
何度目かに様子を見に行ったら
大将が刺身を細かく切身にしたのを店前に置いてくれてたので、弱った猫ちゃんにも与えてみたら、結構食べてくれました。
また様子を見に行った時に
駐車場から猫ちゃんの悲鳴が聞こえたので
駆けつけると
猫ちゃんがうずくまっている車の下に
この辺りのボス猫ちゃんと他猫ちゃんが居て
周りに毛が散乱していました。
自分の縄張りに突然入って来たこの猫ちゃんを威嚇してしまったのでしょう。
この縄張りで暮らす猫ちゃん達も少し離れて見ていました。
「どうしようかな?」
考え始めようとした瞬間でした。
背後からダダダダダダダダ!!!!と足音が近づいて来たと同時に、弱った猫ちゃん以外の猫ちゃん達が四方八方に逃げて行き、私もパニック!
その足音の主は居酒屋の大将でした。
「アイツ(ボス)が 虐めるもんで」
と言いましたが、他の猫ちゃんも車の下に居たのでボス猫ちゃんが威嚇したのかは不明です。
しかも他猫ちゃんもビックリして何処かに行ってしまい、その中には生後3ヶ月くらいの仔猫も居たので、辞めて貰いたかったです。
「せやけどこの猫 どっから来たんやろなぁ?
誰かがここへ置いてったんちゃうかぁー
こんなんで歩いて来れへんやろ」
私も同じ事を思っていましたが
それを思うと怒りが込み上げて来るので
口に出さずに居たのです。
大将の行動に驚き、散らばってしまった他猫ちゃんの事も心配だったので、お客さんが途絶えたところでお店も早仕舞いしました。
長くなりましたので、
分けて記事にしたいと思います。