アナイアレイター
ANNIHILATOR
 
新譜。
 
バリスティック、サディスティック。
 
まずは、カッケー!
 
何度か登場しているが、、、。
カナダ産スラッシュ。
お笑い第七世代ではないが、モーターヘッドやヴェノムを第一世代、とするなら、アナイアレイターは、第三世代。
第三世代と言っても、36年選手。
大ベテラン。
 
17枚の、スタジオアルバムを出している。
わりと、音が時代で変化している、と言われるが、当方はあまりそう感じない。
 
芯には、常にジェフ・ウォーターズの、キッチリカッチリ、機械のように正確なリフと速弾きソロ。
特徴的な、ダブルチョーキングは、いつの時代も、ソレとわかる。
 
確かに、変幻自在に音、曲を作るのだが、あの独特のリフ、2バスにキッチリ乗っかるピッキング、手数の多いフィルインは、ベースとの超絶ユニゾンは、アナイアレイターのアイコン。
 
アナイアレイターは、ギタボのジェフ・ウォーターズそのもの。
なんせ、32人もメンバーチェンジしており、ほぼ、バンドではない。
 
アナイアレイターは、最新作から遡って聴くのがお勧め。2000年前後で、多分、好みが分かれていく。
曲の芯は、強固に、一定しているが、その上に乗っかる味付けはバリエーションが多い。
 
その部分で、好みは分かれてくると思う。
 
新譜は、まさにアナイアレイター。
良くでき。

 
サイコ・ワードは、いいわ。
カッケーわ。
 
サイコ、サイコー!!
 
楽曲のカッコ良さに加えて、ジェフ・ウォーターズの音作りの器用さ、巧さが光る。フェイズの使い方上手いなあ。久々にソロの技巧ではなく、リフと音でカッコイイと思える曲なり。



 
1. Armed to the Teeth
2. The Attitude
3. Psycho Ward
4. I Am Warfare
5. Out with the Garbage
6. Dressed up for Evil
7. Riot
8. One Wrong Move
9. Lip Service
10. The End of the Lie
 
疾走しっぱなしな、アナイアレイターワールド。