新譜が出る。

現時点、先行で、3曲リリースされている。

元TNTの、トニー・ハーネルをフィーチャーしたバンド。

LOVEKILLERS feat. Tony Harnel

あきらか、トニー・ハーネルのネームに乗っかったプロジェクト。

 

さて、当方は、TNTの、厳密には、1980年代のTNTのファンである。

ギターのロニー・ル・テクロの超絶&独特のギタースタイルは、ライブでもすごかった。

カッコよかった・・・・

 

TNTだが、大きく意見が分かれるところ。

 

当方は、ノルディックのHRバンドだったTNTに、米国人のトニー・ハーネルが参加したあたり、のファンであり、おそらくは、その他の時期のTNTのファン(その時期を良しとしない)とは異なり、徹底的な商業音楽を作っていた時代の、TNTの方が好みなのだ。

 

「商業音楽」と言えば、聞こえは良くないかも知れない。

が、TNTの場合、まずもって、洗練された楽曲は、名曲ぞろい。

INTUITIONは、今の市場にも通用するレベル。

が、これが、また期待されたほどは売れなかった・・・・

レコード会社との間合いが悪く、バックアップがあまりなかった、のだそうだが・・

 

勿体ないなあ・・・名曲ぞろいなのにね。

 

1989年のアルバム、INTUITION。

偏りはあるものの、千の単位では、アルバムに耳を通してきたが、これは、当方的なベストの3枚には入る。

何度もしつこく紹介しているが、この曲を初めて聴いた時のインパクトは忘れられない。

それまでにいろいろ聞いた、単なるメロディックメタルとは違い、清楚でクリアなイメージは、

作り物感、がなかった。

 

ついでに、助手席に女の子を乗せてのドライブには、必須アイテム。

 

この時代(Tell No TalesIntuition)のTNTの、商業志向に、否定的な部分があるとしても、そして、ソングライティングも自分たちが行っており、トニー・ハーネルの透明感のあるボーカルに、ロニー・レ・テクロの、一発でソレ、と判るギター、と曲が混然一体となり、単なる商業音楽ではない、作品としての完成度を感じる。

 

その後のTNTの歴史を見ると、当方が大好きなこのサウンドは、メンバーの目指す音ではなかったのだと思う。

殆ど、今では取り上げられることもない、TNTのスピンアウトプロジェクトの体の、VAGABONDでも、全く違ったスタイルを見せている。

VAGABONDは、ある意味、ごった混ぜで、TNTっ音を期待していた当方は、まさか、こんな音とは・・・と感じた記憶がある。(なんというか、アランパーソンズ的でもあり、ハードロックでもあり・・・なんだか)

 

この大好きなTNT時代も含め、いずれも、楽曲は、基本的にメンバーによるクレジットであり、まあ、どんな曲も発注通りこなす、みたいなセンスに優れていたのだろう。

それだけに、器用貧乏的になっているのかも知れない。

やりたい音楽的に迷走している??のかも。

 

そんな中での、LOVEKILLERS。

 

これは、トニー・ハーネルの、バンド?

なんせ、TNTに出たり入ったりで、ようワカランのだが、正式には、今のTNTのボーカルは、トニーではない。

 

前評判では、INTUITIONを彷彿とさせる、との事。

楽しみなんだが・・・

 

とりあえず、3曲のみ聴いている状態だが・・・

まあ、大好きなTNTに、近いか・・・どうか・・・近いかな、と言う感じ。

INTUITIONほどの透明感はないが、まあ、流石に3曲とも良くできている。

フルアルバムは、まだ先だが、楽しみではある。