ダルタニアンでもなければ、闘魂三銃士でもなく。
いやいや、闘魂三銃士のころの新日本は熱かったなあ。
武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也・・・・
カッコよかった。
ではなく、ですね。
三銃士と言えば、「電撃三銃士」なわけで。
ママズボーイズ。
マクマナス3兄弟によるハードロックなバンド。
ブリティッシュ系ながら、アイルランドに流れを持つ、哀愁を帯びたサウンドが特徴。
伝統的なアイリッシュサウンドをベースに持つ、ゲイリームーア的な「陰」を纏う。
当方にとって、兄弟3ピースバンドと言えば、ママズボーイズか、横山HOTBROSのどちらか、だ。
と、
ふと思い出した。
高校時代に、組んでいたバンドの一つが、このママズボーイズに影響を受けたもの。
「電撃三銃士」ならぬ、「電源三銃士」という名前だった。
メンバーそれぞれにキャラがあって、芸名がついていた。
当方が「デンチー」で、ベースボーカルが「カンデン」、ドラムが「アダプタン」。
そこまで決まっていたが、結局この芸名で呼び合う事は一切なかった。
そのうえ、曲は、モーターヘッドのコピーのみだったワケで。
よう考えたら、3人組以外、ママズボーイズの影響を受けた部分は皆無だった。
自身の名誉のため。
卒業後に、ママズボーイズのコピーはやった(その他のコピーも含めてだが)。
電源三銃士ではない、別のバンド。
音源がなく、記憶だけだが、、、、。
1:Fxxk like a beast (WASP)
2:Up around the bend (HANOI ROCKS = CCR)
3:Needle in the groove (MAMAS BOYS)
4:Lick it up (KISS)
5:Rockn roll aii nite (KISS)
30年前の記憶だが、なぜ覚えているか・・・
肝心のNeedle in the grooveだけ、ノリがやたら悪かった・・・・・(あきらか選曲ミス)。
とまれ、ママズボーイズなんだが。
過日ご紹介のマノウォー。
大昔のNHK FMのエアチェックで、松原みき姉のDJによる放送。
これが、ママズボーイズとマノウォーの2バンド紹介だったワケで。
よう考えたら、あの時期に、マノウォーとママズボーイズの2バンドで1時間の番組を作ったNHKは凄い。
ヘビーメタル最盛期とは言え、最先端の最後尾のようなこの2バンド。
「マ」で並べてみました、なのだろうか・・・・
そもそも、このエアチェック※は、ママズボーイズがキッカケ。
※エアチェックとわ、ラジヲ放送を番組表で確認し、その時間帯にラジカセの録音を予約し、カセットテープに放送内容を録音する行為。
※ちなみに、当方は、時間予約できるラジカセを持っておらず、その時間ラジヲの前で待機して、カセットテープの録音を実施していたもの。
エアチェックのキッカケは、この曲。
テレビでビデオクリップが流れていて、ママズボーイズが気になっていた。
当時、高校の国文の教師に見た目がよく似ていた、ケビンダブ郎叔父のクワイエットライオットが、スレイドのCum on feel the noiseをカバーして一気にスターダムに上がってきていたタイミング。
2匹目の泥鰌を2バンドが同時に狙う事態。
しかも、同じ曲。
当然ながら、スレイドコピーの先行者の利のある、クワライのバージョンが売れた。

が、アマノジャクの当方は、なんら根拠なく「ママズボーイズのバージョンの方が良い」だの「ママズボーイズのバージョンの方が先に出ているに違いない(かも)」だの「ママズボーイズのアイリッシュ哀愁がたまらんのだ」みたく、主張して憚らなかった。
クワライに思い入れある友人もおらず、当方のママズボーイズの方が良い、説が周囲に浸透した。と言うか、誰もそもそも部分で興味なかっただけ、だろうが。
懐かしいなあ、「先行者」。
最近では、マジで我が国より先行者になってしまったが。
さっきから完全に脱線状態だが、このママズボーイズ。
北アイルランドはファーマナの出身。
This is アイルランド、と言うとこと。
パット(ギター)、ジョン(ベース・ボーカル)、トミー(ドラム)の、マクマナス三兄弟の3ピースバンドとしてデビュー。
パットは、ギターの他フィドル(バイオリン)をプレイ。
ジョンはサングラスが特徴。
それなりにキャラは立っていて、悪くはないのだが、今一つ伸び切らなかった感じ。
基本的に、アイリッシュサウンドを特徴として、シンリジーなどの同じくアイルランド色を纏うバンドと同じカテゴリーのバンドとして認知されていた。レディングにも出演し、それなりに人気がでてきていた中、ヘアーメタル、の急成長。
3ピースに、新たにボーカルを招聘し、4人組になったママズボーイズ。
ヘアーメタル隆盛の市場に向け、ママズボーイズは1987年にアルバム「Growing Up The Hard Way」をリリース。
簡単に、流れに乗る当方だが、このキャッチでポップなママズボーイズも気に入ってしまったワケで。
ところが、大方のママズボーイズファンは、これが許せなかった様子。
売れる素質のあるアルバムだとは思うのだが「商業ロックに迎合」との批判的な見方が多かった様子にて、これ以降、ママズボーイズは失速していく。
米国市場に軸足を持っていって、米国でのさらなる成功を狙えばよかったのかもしれないが、足場や英国市場だったワケで。
英国でも当然このような音の市場はあったのだろうが、なにもママズボーイズがそうしなくても・・・・と言う所だったのだろう。
その後も試行錯誤を繰り返しながら、活動を続けてきたのだが、1993年に悲劇が襲う。
三銃士の三男、ドラムのトミーを病で失う。以前より罹患していた白血病。
この衝撃は大きく、ママズボーイズは、解散する事となる。
ギターのパットは、今も、Pat McManus Bandとして活動を続けている。
より、アイルランド、ケルトを意識した音作り。
この名曲からの影響が見え隠れ・・・・
最新アルバムは、DARK EMERALD HIGHWAY。
この、ベルファストボーイも収録。
スゲー、ケルトサウンドをイメージしていたが、アルバム全体は、クラプトン的なアメリカンロックの源流的な感じに仕上がっている。
個人的に、もっとケルトケルトしてほしかったが・・・・・