当方が尊敬するギタリストは、ファスト・エディ・クラーク、エース・フレイリー。
もち、他にも、スゲーなあ、と感心するギタリストもたくさんいる。

この、ブライアン・ロバートソンさん、もギタリスト。だが、特に思い入れがある訳ではない。が、非常に印象深いのだ。

ワウ使いの名手と言われ、ブルージーなギターを弾く。
来歴を見ると、あのシン・リジーのギタリストだった。スコット・ゴーハムとのツインリードは、以降のバンドに大きな影響を与えた、という。
キャラの立った二人のリード体制は、彼等がスタートらしい。

??シン・リジーと言えば、ゲイリー・ムーア先生のはず?なんだが、初期から中期のギタリストは、ブライアン・ロバートソンさんで、ゲイリーは彼の後任。

シブい。
後半のソロがロバートソンさん。ブルージーでwowowしまくっている。
シン・リジーがハードロックで括れないバンドだとわかる。

確かに、実力もあり、大物バンドの立役者の一人なのだが、それほど目立たない存在。
もちろん、無名なギタリストでも、ない。
実際、聴いて見ると、なかなか、シブいギターを弾く。

が、当方の趣味、好みの範疇に入らず(ギターのスタイルは好みだが、バンドとしては)、にも関わらず、非常に印象深い。

なぜか?

これが、原因。

1982年、モーターヘッドから、我が尊敬する師匠、エディ・ファスト・クラーク脱退なる、衝撃的ニュースが飛び込んできた。
極悪トリオの一角、エディが、、、、。
マジ、衝撃だった。

で、後任のギタリストが、このロバートソンさん、なのだ。
真面目にギター弾いてますのん、的なロバートソンさんに極悪エディの後釜など務まるのか?

直前のアルバム、IRON FISTが、ともかく、エース・オブ・スペード♠️以来の、神アルバムだっただけに、非常に懸念したものだが。

果たして、ブライアン・ロバートソンさん加入後、ANOTHER PERFECT DAYがリリースと相成る。

当時、ミュージック・ライフ誌を購読していたが(まだBURNは出ていない)、そこに、モーターヘッドの新譜のインタビューが、、、。

モーターヘッドの新ギタリスト、ブライアン・ロバートソンの、インタビュー。

「俺が、加入したからには、モーターヘッドを知的なバンドに変えてやる」

我が目を疑った。
極悪、、、まさに、極悪モーターヘッドが、知的に?
あり得ん。
その時点で、モーターヘッドではない。
ごくせん、よろしくロバートソン先生が赴任?

アルバムを買ってみた。
違和感、ありあり。
最大の違和感は、なんと、ボーカルのレミーが、「歌って」いるのだ。モーターヘッド史上最大の事件。
「わめく」でも、「がなる」でも、「うなる」でもなく、歌って、いるのだ!
この衝撃は忘れられない。

しかし、実は、個人的には気に入ったりしている。
なかなか、良い楽曲が並ぶ。

が、

やはり、大方の極悪ファミリーには気に入られず、そうそうに、脱退と相成る。

たった1枚のアルバムに残る、知的なモーターヘッド。
一聴の価値はある。

オリジナルモーターヘッドも、エディだけになってしまった今、こう言うモーターヘッドも意味があるのかな?と。