ストラトには触れる機会が少ない。
ストラト、はフェンダー社の商標。ギブソンのレスポール同様、他社はストラトキャスターの表記はできない。
ストラトキャスターと呼べるのは、フェンダー、スクエア、のみ。
フェンダーの最新の定番は、アメリカンスタンダード?なんだろうか。
その辺りの知識も怪しいレベル。
ストラト、と言えば、個人的には4種に分類している。
最新モデルは、アメスタの他、いろいろとバリエがある様子。
これを1種として、あと、3種。
それが、50年代、60年代、70年代のモデルをリバイバルしたもの。
USA製品、カスタムショップとは、全く縁がない。
もちろん、価格の問題が理由。
高くて手がでないので、おおよそ、個人的には、ストラトと言うと、ジャパンとメキシコ、または、チャイナメイドのモダンプレーヤーに限られる。
で、メキシコは、ともかくネックがだめ。
あくまで、個人的見解としておきたいが、過去、メキシコでは、3本、ハズレを掴んでいる。
いずれも、ネック。
わかりやすく言えば、6弦で最適にネックを調整した状態で1弦が逆反りする捻れ。
テンションの強い側がたわむ、物理的にわかりやすい現象。
ハズレ2本がこの、現象。
1本は、完全にロッドが、イカれたもの。これは丁度山野楽器からフェンダーが手離れする寸前で、山野楽器の丁寧な対応で、最高の状態のモノと本体ごと交換してもらえた。この機体は、絶好調。
メキシコはこんな感じ。
その点、ジャパンは、流石に安定している。
意外と、フェンダーチャイナ、と揶揄される中華フェンダーは、結構精度高い。
しかも、モダンプレーヤーシリーズは、ハンバッカーにロックトレモロ、など、現実的、現場的な選択肢として使える製品が、多い。
個人的には、メキシコかジャパンか?ならば、圧倒的にジャパン。
脱線したが、ジャパン、メキシコ、USA、関わらず、50、60、70の3種。
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見た目は、結構違うが、細かい部分も微妙に、プロファイルが異なる。
正直、ジャパン、メキシコのラインでは、ピックアップが同じであり、音の違いは感じない。
テキサスなど、ハイグレピックアップも、それぞれに乗っけたものが売られているので、ピックアップの音違いしかないように思われる。
なんせ、ストラト知識薄くて、レスポール派による感想なんで、信頼度は低いが、まあ、ファーストストラト選びの、ちょい参考に、なれば。

音の、違いはない。
見た目は、70のラージヘッドが印象的。
70は、ネックのジョイントがボルト3本。50、60は4本。
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70は、ロッドのボルトがヘッド側にあるのでネック調整が、簡単。
他は、ネックを外して調整の必要があるので、頻繁な作業ではないとは言え、この違いは大きい。
リッチーブラックモアは、70のイメージが強い。
不思議なもので、なぜか大きく感じられる。
ネックプロファイルは、まあ、50と60の中間な感じ。

50は、ストラトの原点志向。
クラプトンインテンショナルで、ブラッキーっぽいのが、好み。
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手前、メイプルネックのもの。
これが、アタリ機体のメキシコ。
50は、1プライのピックガードが特徴。
60も70も、3プライ。
ネックは、ローからハイまで、メリハリのない、ストンと、した感じで、チョイ太め。
デザイン的には一番好みだが、50、60、70の中では、一番弾き易さを感じない。

60は、個人的にはネックが握りやすい。
ピックガードは3プライ。
スモールヘッド。
一番弾き易いと思うが、デザイン的には余り好みでない。
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他社のストラトタイプは、殆ど知らない。
グラスルーツの50っぽいメイプルネックを持っているが、グリップ太く、指板のRがフラットで、弾きにくく感じた。

個人的結論。

条件
レスポール派
弦高低めが好み
ネック細めが好み

な人であれば、、、

60ストラト、ローズ指板がシックリ。
ただし、アルペジオやフルコードストロークが目的ならば、50の、メイプル指板でテキサスピックアップも良いかも。

なんて、殆どストラトを知らん人間の戯言だが。