実家で使用していた
九谷焼きの有名な陶工が手掛けた
御猪口が割れたと言う。
桐箱に入っていて1万円程も
したと言う御猪口なので、
アロンアルファで直してみたが
中身が漏れ出してしまうらしい。
金継ぎでの修理を依頼された。
まずはアロンアルファを取り除くのに
サンドペーパーで擦ると釉薬だかまで
削れてしまい 中々進まない。
仕方なくマスキングテープを貼ってから
食品衛生法適合されているエポキシパテの
レクターシールを割れ目に塗り付けて
みる事にした。
パテを塗った翌日、パテが乾き切る前に
カッターナイフを使って不要なパテを
除去する事にした。
割れた状態で届いた欠片は
ヤスリで角を落としてから
食品衛生法適合されているボンドで
付けたので 綺麗にパテを塗る事が出来た。
御猪口の内側にも同様の作業を行った。
この状態でしっかり固まったら
金粉を混ぜた漆を塗って完成させる。
サンドペーパーで傷付いた箇所は
漆でデザインを施すしかなさそうだ。
大晦日に金粉を混ぜた漆を塗ると
割れた欠片を修復した部分は
金継ぎらしい仕上がりになったが…
サンドペーパーで傷付けてしまった部分に
傷全体にも塗って修復すると
微妙なセンスのデザインになってしまった。
親父さんは、仕方ない。
と言ってくれたが…
自分では納得出来ない仕上がりになったので
この形でも綺麗に見える仕上がりになる形を
探す事にして、見つけ次第手直しする事にした。
こればかりは、沢山の作品を見て
数をこなすしかない。







