【 ホームレスさんとの出逢い 】


前から気になっていたホームレスさんがいて、いつも夜にベンチで寝ていらっしゃっていたので話しかけられなくて、、


今朝、ぽかぽかのお天気の中で読書をされていたので、お声かけさせて頂きました☺️

そして、手渡しで1000円をお渡しさせて頂きました。


ホームレスさんのお名前は、正夫さん。73歳でいらっしゃって、大分の別府生まれだそう💐


私が「夜お寒くないですか?」とお聴きすると、

昔は自転車で日本一周を自転車でされた事があり、北海道のしばれる寒さをご経験されているとのこと。


それでも、冬の夜はお辛いだろうなと感じました。


「ホッカイロとか今度お待ちしますね!」と言うと、


正夫さんは、

「以前にホッカイロを貰ったことがあってね、その時人生で初めて薔薇のお花の夢を見たんだよ。。あれは凄かったなぁ。。」とお話して下さり、


私は、それをイメージした時に、ホッカイロがどれ程までに正夫さんのお身体とお心を暖め、凍える夜を救ったのだろうかと、胸が熱くなりました。


必ず、次はホッカイロ持っていきます❣️


また、1日1食しか今は食べれていないそうです。


自販機の下をよく見るんだよ、と教えて下さり100円が落ちていたりすると。そして、この間は900円も残っていたと☺️❣️


私は、


「すごーい!そんな事あるんですね💕ラッキーですね✨」と言ったのと、


「私もよく自販機にお金をあえて残していったりするんですよ。どなたか困った方が見つけて下さるかなぁと思って。」とお伝えました。


それから、読まれている本が気になりましたので、お聴きすると、【 鄧小平さんのお話の本 】を読まれているとのこと。


毛沢東の時代の共産資本主義を提唱された方だと後から知りました。


鄧小平さんのお話の中で、彼の行動は、いつもシンプルでやんわりしたものではなく、直球で的を得たことをズバッと指し示してゆく方だったと。


そんなお話をお伺いしていると、、私の心の中に光るものを感じて、、


これは、正夫さんが私に伝えて下さった愛の形にも思えました。


いつの時代にも、その国を見て、世界を見て、人々を見て、自分が何が出来るのかを真剣に考え続けながら、周りの人々の心に響かせ世を変えてゆく方はいるものなのですね。。


これも、たまたまのシンクロなのですが昨日テレビで見たのが、小児がんの高校生の男の子の姿と重なりました。

男の子は、この世界から病気を無くしたいと切に願い、また院内でも子どもが勉強出来る環境を作って欲しいと国に呼びかけ自らメールを出していました。そして、同じ小児がんのお友達みんなにはいつも笑顔を絶やさず元気を見せていて、みんなの憧れのリーダーのような存在でした。最期のさいごまで、お友達が病室に来ると、「おーー!」と力を振り絞って言ってハイタッチをしてあげている姿は今も涙が溢れます。。その後、男の子は天国へ旅立ちました。


話はそれてしまいましたが、


私が出逢う方々は、どんな環境にある方、年齢、性別、国関係なく、素晴らしい方ばかりなんです。。🥲💖


私は、出逢わせて頂ける事にただ、ただ、感謝の気持ちで一杯です。


そして、私の命の深い所で、


何度も、何度も、


自分の使命に対して、愛と光と感謝をもって、どこまでも向き合い行動して参りたいと強く誓う自分がいます。


本当ですと、リッツカールトンの投稿をするところではあると思うのですが、


今日起きた一期一会の出逢いを是非皆様と共有したく、書かせて頂きました。


これを読まれた方の、何かしらの癒しや、気づき、心に響くものがありますように💐


心を込めて。


加恵


追伸

正夫さんがお別れの際に、笑顔でありがとうねと御礼を言って下さって、私はまた是非会いに行きます☺️とお伝え致しました。🌸🕊✨