クリア・ザ・ダンジョン 日本語版(期間限定公開)
Mark S. Ball さん考案のトランプゲームです。Youtube でフリーで公開されていました。どこにでもあるトランプ一式(ジョーカー2枚以上推奨)であそべる、最後までドキドキワクワクできるモンスター討伐型RPGです。冒険者は場札となる12枚のモンスター(J,QとKの絵札)を相手に戦います。完全にクリアできればもちろんうれしいですが、何体モンスターを倒せたかを競うのもまた一興です。ちなみにぼくは30回程度遊んでまだ2,3回くらいしか完全クリアできていません。最後の最後でギリギリ間に合うというときもあれば、3枚も残ってクリアできてしまったということもありました。運要素はもちろんありますが、どのカードをどうダメージ計算に組み込むか、という戦略も必要です。さながらCPU相手の心理戦といった所でしょうか。最後の最後でダメージが通って、最後のモンスターを倒した時の快感はたまりませんよ。--------------------------------------------------・セットアップまず、絵札をすべてよけて束にしてください。これらを「ダンジョンモンスターデック」として、シャッフルし、3枚ずつ四つの山になるように配っていきます(それぞれの山の一番上のカードは表(絵が描かれた面)を上にしておく)。残りの40枚とジョーカー2枚をシャッフルし、「パワーデック」として、裏向きにしてひとつの山札にまとめて置いておきます。・ダンジョンモンスター各モンスターはそれぞれ異なった生命点を持ちます。J = 11ポイントQ = 12ポイントK = 13ポイントモンスターを倒すには3枚のカードが必要です。最初の2枚はモンスターの生命点以上の合計数でないといけません。3枚目のカードは攻撃を決定づけるカードなのですが、モンスターと同じスート(マーク)である必要があります。数字は何でもかまいません。・ターンドロー、攻撃、そして破棄というターンを踏みます。>ドローまず、パワーデックから3枚カードを引きます。どうカードを配るかはあなた次第ですが、すべてのカードが配られるか破棄されるまでは次のドローを行うことができません。>攻撃場札を見て、どうモンスターに対処するかを決めます。攻撃したいモンスターの上にカードをずらし(見やすいように)置いていきます。モンスターを倒すには、2枚のカードがそのモンスターの持つ生命点と同じかそれ以上である必要があります。その際、二枚のカードのスートは問いません。たとえば、♣のJを攻撃しているならば、最初の2枚のカードの合計が11かそれ以上でなければなりません。モンスターを倒すには、3枚目のカード(数は問いません)が同じスート(♣)である必要があります。その3枚目のカードが出された時点でモンスターは死亡します。モンスターのカードを破棄し、下になっているカードをめくって新しいモンスターの登場とします。例:♣Jを攻撃し、ダメージが通る場合のカード群>破棄いずれかのタイミングで手札からカードを出せなくなった、もしくは出さないと判断した場合、そのカードは破棄されなければ次のドローに進めませんそのようにして破棄されたカードは「失敗カード」として破棄されます。・その他ジョーカーは10ポイントで、どのスートにも変化できます。パワーデックの札がなくなる前にすべてのモンスターを倒せばクリア。モンスターを倒す前にパワーデックが空になってしまうとゲームオーバーです。・拡張ルール>Aを11ととらえてイージーモードにAは基本数字1しか保持していませんが、Aを11ととらえるルールもあります。この場合、JにAをあてがうことも可能ですが(Aを二枚の合計11と捉える)、A一枚だけではダメージが通らず、このAの上に置く二枚目のカードのスートがモンスターのスートと同じである必要があります。Qの上にAを置く場合、必然的に3枚目のプレイが必要となります(Aの上に2を置くと13となり、ダメージが通せる状態になるため)。>ジョーカーを増やしてイージーモードにジョーカーは自動的に10となり、またいかなるスートにもなりえる為、ジョーカーを増やして遊ぶとモードが簡単になっていきます。ただ、僕の経験上、ジョーカー3枚でも負けるときは普通に負けます。(´・ω・`)ショボーン。------------------------------------------------(c)Mark S. BallTranslation: Ted