「謎床」というタイトルが一見良く分からないのですが、最後まで読むとなるほどね、となります。長い本ではありますが、小説のように全体を読んで楽しむ本かと思いました。
【気づき、to do】
○インターネットの可能性と限界。まだまだネットは開発途上。情報発信の場として上手く活用していきたい。
○謎を醸成することの重要性。人と話していく中で新しい疑問を見つける。まだネットでそうしたことはない。
○教養を身につけることの必要性。本の内容で二人とも当たり前のように話していたことで分からないことも多かったが、分かって深い話をできるようになりたい。
【抜粋】
○日本語の一人称は二・三人称に変わることがしばしば起きる。
○加減とか、結構とかのように、マイナス、プラスにいい加減であることがコンテクスチュアルに意味が変わる。
○あらゆる情報が即時にインストールできる現代の環境において、いかに本質的な謎、つまり問いを生成できるかということは、人間を人間たらしめる最も重要な要件となる。
○採集してきたものをどのように並べるか、ということ。
○学習は終わらない。〜自分が何か捕捉したと思った概念や知識を常に揺り動かすことによって、ときには他のものとマージしてそれが消滅したり、別のものに化けたりする。
○人間が最も感動し、共感する芸術は、よく練られた逸脱の様式だ。
○全く違うものと思われている井上ひさしとアインシュタインのあいだに編集空間を作りたい。
【感想】
○編集の力で大分まとめられているにせよ、会話のレベルが高いというか多くの研究者などが共通言語として出てくる。凄いな、と思う。
○ネットの研究で、シンクル開発の経緯とか、大変感銘を受けた。確かにシンクルを使ってみると、これまでのパノプティコン的なSNSと違うあり方があるように思えてくる。
○色々な情報を繋げることの大切さ。人間だからこそ関係ない情報を繋げて、話を進めていくことができる。