3月に行われたHaru in the Gardenの落穂拾いです。

 

1.音響

 

今回は音響会社が入らず、ガーデンが所有している設備で行います、とのことでした。

ただ、私たちの前の時間帯で音楽のステージをするKatさん達は自分たちでミキサーを持ち込むということで、私たちのPAも手伝っていただけることになりました。

私たちのセッティングは非常に簡単で、二胡用ピンマイク、電子ピアノ用のステレオピン、MC用のスタンドマイクのみです。これらをミキサー経由でスピーカーにつなぐだけです。

二胡用のピンマイクはおそらくケーブルの長さが足りず、アリゾナ祭りでは延長ケーブルを音響会社のものを借りましたがおそらくそのケーブルが壊れてて音がうまくできなかったので、今回は自分で延長ケーブル買いました。また電子ピアノ用のケーブルも長めのものを自分で購入しました。今回Katさん達はそれらを持っていなかったので、これが役に立ちました。

 

おかげでアリゾナ祭りの時のように音がでない!という最悪の事態は回避できましたが、どうしてもピアノからブーンという小さい雑音が抜けない。気になると言えばなるし、そんなもんだと言えばそうとも流せるレベルかな。

本番もそのまま行きましたが、片づけをしている時に、電子ピアノに接続していたステレオジャックのねじが緩んでいたことが判明。おそらくそれが原因でしょう。何事も経験ですね・・・。

 

二胡は勿論ちゃんと音が出たんですが、やはり二胡を知っている音響さんに音を作ってもらうのとはスピーカーから出る音が全然違う。これは自分の音の好みもあるので、難しいのですが、やはり自分できちんと音作りができるようにミキサーの設定など勉強しなければな、と思いました。

 

2.MC

 

今回は45分枠で割と時間に余裕があるので、各曲の紹介などMCの英語原稿作って臨みました。日本の童謡は日本語の歌詞を少し紹介、中国の詩人白居易の詩がもとになっているA Flower is not a flowerはオリジナルの白居易の漢詩を中国語で読むなど、色々やりました。

結果的には各曲に興味を持って聞いていただけたようで、つたない英語で頑張った甲斐がありました。

 

3.観客の反応

 

私としては坂本龍一作曲のA Flower is not a flowerでの反応を期待していたのですが、この曲は玄人向けなんですかね?いや、私の演奏技術が足りないのでしょう。期待していたほどの反応はなく、反応がよかったのは前回の記事で紹介したヴィヴァルディの春とスザク舞う紫の花(Noble Flowers)でした。スザクは、毎回手ごたえあるんですよね。アメリカ人はこういう曲調が好きなのかな。

 

以前、YouTubeのTed Nikoちゃんねるでもスザクの演奏動画をあげているので興味がある方は是非聞いてみてください。

Haru in the Gardenの記事は今回で終わり。次回からいよいよ4月のイベントについてです。