翌日、再度、マカオの中心部を訪れ、マカオの由来となった寺院などをみて、通勤と観光客でごった返しているバスに乗ってホテルに戻った。

中国式寺院でお線香をあげたりしたのだが、どこもかしこも中国本土の人達でごった返しており、価値が全く違うマカオドルのお返しに中国元が返ってきたりする。

もはや、渾然一体として使われているのだ。

個人的には人民元は手元に。
マカオの通貨は積極的に使った。

等価であるはずの香港ドルとマカオドルは価値がかなり違う。
マカオでは積極的にカードかマカオドルを使うべきだろう。

その他感想。

中国系の人達は子供なんていくらでもいるからか子供に超冷たい。
フィリピン系の人達は子供を大切にする文化があるからか超やさしい。

これまで訪れた国々は概ね子供に好意的な国が多かった。
トルコなどは特にそうであったし、フィンランドやロシアも非常に温かい。
こういった違いは一体どうやって形作られるのだろうか?
面白いな。っと思った。

中国本土でもない香港はまぁまぁ、やさしい。
日本と同じくらいか。

あと。
民度やマナーと言われるものは豊かさとかなり相関関係があると思う。
マナーには3段階の成長がありそうだ。

人の本質なんて別に何人でも変わらないのだろうから、厚かましさやマナーのなさはかなりの部分、貧しさに由来しているのだろうと感じた。

傍若無人な振る舞いをしている中国本土の人々も恐らくは数十年の間にかなりマナーに関しては気にならなくなり、変わって別の新興国の人々がそれにとって代わるのだろう。

もしかしたらアフリカ系の人達がとってかわるのかもしれないし、東南アジアの人々かもしれない。

正確には・・・

① 本当に貧しくて国から出られない時はそれ以前の文化的・宗教的規範が影響しているからかマナーは維持される。

② 主に工業化によって中途半端な豊かさを手に入れると海外では旅の恥はかき捨てと言わんばかりに調子に乗ってマナーは最低になる。

③ さらに豊かになると自分が海外では自国の代表であると思い、また、何度も行く可能性があり恥をかき捨てている場合でもないのでマナーを再度重視されお行儀よくなる。

そんなマナーの成長過程があるのではないかと思った。

日本はもう③。
中国がまさに②。
東南アジアの各国は①と②の間。

と言ったところか?

つづく
マカオの中心部に向かう。

世界遺産の地区や住宅部分を除いてはほとんど、カジノとデパートしかない。
オフィス街とかその他の都市機能は香港にお任せなのだろうか?
自分の見たエリアがそうだっただけなのか?

せっかくなので、マカオの中心部で世界遺産エリアにも行ってみる。

マカオの世界遺産としての価値は町が歩んだ数奇な運命に対する評価だと思う。
寺院は壮麗な作りの本国に劣るし、規模も決して大きくない。
ただし、こんな欧州然としたものが、1500年代のポルトガル人の往来、1800年代の植民地化の過程で作られていったということ自体が歴史上大変珍しいのだ。

現代ではハウステンボスを言うに及ばず、中国各地の鬼城と呼ばれるゴーストタウンというか、新規開発地区に欧州を模したものを作っているが・・・

世界遺産エリアとしては決して広いエリアではない。
ちょっと坂が多くて大変ではあるのだが、多くの場所が徒歩で事足りる。
日本で言うと長崎がイメージに近いかも。

問題は人が半端なく多いことだ。
おそらくはほとんどが中国本土からの観光客であるのだろう。

商店街が軒を連ねている道に至ってはほとんど朝の新宿駅の小田急線や京王線からJRへの乗り換えぐらいの人の数でノロノロとしか進めない。

中国の減速などが囁かれているが、日本の爆買いを初め、減速しても世界の6~7人が中国人であり、に母数が半端ないので勢いは減るどころか増してきているのかもしれない。
丘の上の砲台からマカオの全景を望む。

炎の形をしたホテルリスボア?リスボン?が威容をたたえている。

観光はこれくらいにして、ハーゲンダッツでひと休憩。
ひとカップで1000円近くもして異様に高い。
なぜだ?
店員は3人もいて客は僕らだけ。
これが理由か?

女子トイレしか使いたがらない娘は店員さん2人随行の上、鍵を開けないと入れないビル内のトイレに用を足しに行った。
アイス食べて、キレイなトイレでスッキリできて、店員さんも感じよかったので全部込みで1000円なら安いぐらいだ。

歩いて、香港ならいくらでもあるコンビニを探すのだが、見つからず、20分ほどさまよってようやくサークルケイサンクスを発見。

飲み物でビールやら牛乳やらを限界まで買い込みバスを乗り継いでホテルに帰る。
喧騒にまみれていたマカオの中心部からのんびりとしたコロアネへ向かう。

14時くらいの多くの観光客が残っている時間帯に移動できたことであまり混雑には巻き込まれずに済んだ。

しかし、旧ポルトガルの植民地であるためか、英語でのコミュニケーションが香港と比較にならないぐらい難しい。

つづく
ハイエースにコロニアルリゾートと刻印されたバスに乗り一路ホテルへ向かう。

コロアネはフェリーターミナルのある澳門中心部からタイパという埋立地を抜けた先にあり、3本ある橋を通って向かう形となる。

時間として1時間弱ぐらいもかかる。

しかし、マカオの中心部の高層建築群やタイパに開発中のメガホテル群とはうって違いコロアネは昔ながらの澳門が残る地区のようだ。

鬱蒼とした森の中にのんびりとしたビーチがあり、リゾート気分が味わえる他、中には中華、日本食、カフェがあり、一通りの物が食べられるようになっている。

澳門名物の食事のいくつかは結局、このホテル内の物を食べただけで終わってしまった。
見かけたのでフリーになった有名アナウンサーも宿泊していたようだ。

おそらくは全室がオーシャンビューとなっており、15畳以上はありそうなバルコニーからは静かな海が見え、環境は素晴らしい。

澳門で使われる通貨は香港ドルと等価と言うことになっているパタカだ。

ちなみに、カードでバリバリ使ったものを精算してみるとパタカは全然香港ドルと等価ではなく、10%には満たないものの安かった。
どうせ、マカオに行くならパタカを積極的に使った方がいい。

ホテルの宿泊客はほとんどが中国本土人であり、白人は全く見かけない。
一部には東南アジアからの旅行者もいるようだ。

マカオに来たのにこんなところに宿泊している物好きはあまりいないのだろう。
例によって下の娘が熱を出し始めたので上の娘と澳門見物に向かうことになった。

ホテル内では物価が高すぎるので買い出しも必要であるからだ。
ビールに毎回1000円近くも払っていられない。

つづく