中央銀行がガンガンお買い物をして代わりに通貨を吐きだし、お金が溢れる。


お金を出すからそのお金がお金を生み出す力が弱まりリスクを取っていく投資に向く。


リスクを取っていく投資に向くから新興国の株価なんかも上がっていた。


そうして。


アメリカが、このオペレーションを止めることを示唆したから、新興国から株価が下落する。


心臓であるアメリカ、重要臓器である先進諸国にはもちろん血が回るが、指とか足先とかは徐々に血流が少なくなる。


しばらくは新興国中心に株価は下落を余儀なくされるだろう。


特にインドネシア・フィリピンは株価が他の市場を上回っていたために下落も激しくなるだろう。


こういう時は、途中で買いに行ったりせずに静かに待って下落基調が終わるのを待つのが正しい投資であると学んでいる。

(FXでもこの教訓が活きるはずで、これまでと一緒だったのに止まらないうちに手を出してしまい、まだその累損が解消できていない)が。


新興国の株価は落ち込むであろうが別に業績そのものがけん引していたような企業ではなんの心配もいらない。


ただ、過剰な期待がはげ落ちるだけなのだから。