長々書いたのが消えた。

残念すぎる。

と同時になんのボタンを押してはいけないかようやく分かった。

&保存しながら書かないといけないことも痛感。


<書いていたこと>


世界の通貨安競争は新フェーズに入ったように思う。

理由は為替によって10%、20%自分の国からの輸出品・輸入品の値段が変わってしまうのであればその国の代表者は自国にとって不利なことがあれば看過出来ないのは当然であると思うからだ。


これまでの均衡は世界的に競争力をもつ多くの工業製品を生産できる日本の一人負けと需要をリーマン前に先食いしてしまったアメリカの休息によってもたらされていた。


残念な欧州はドイツがユーロにいるメリットを享受しつつ牽引。


アメリカはリーマンショックの痛手で停滞→緩和による需要のさらなる先食いで復調か?


中国はまだまだアメリカが元気がないと中国も元気がないので停滞→アメリカの復調により復調か?


日本は円高で製品の競争力が劇的に落ちて停滞。

(さすがにこの均衡では我慢のできなくなった有権者によって政権が代わり、日本も緩和競争ゲームに参加することに決めた。)


日本のゲーム参加によって米・中・欧は好調原因の工業品輸出が落ちるので経済指標をにらみながらの政治的な駆け引きが続く。


この新しいフェーズは緩和を引き締めなければいけなくなった時に終わるのだが、これが出来ない国が必ず出てくると思う。


引き締めたらその歪みでパンクしてしまうからだ。

パンクの理由は簡単。緩和は需要の先食い要素が強い。

家なんて到底買えない人に融資する方法を見つけて緩和的に家を買わせた結果破たんを見たのはつい最近のことだ。


需要を先食いしている以上、さらなる先まで需要を食って経済がたてなおっているように見せる。


だが、引き締めれば化けの皮がはがれてしまう。


もはや高度経済成長期ではないのだ。

衣(もはや一張羅の人なんていない)、食(飢えで死ぬ人はいない)、住(もはや世帯数の増加は限界まで来たのではないか)


このゲームは日本が引き金を引いて終わると思う。

アメリカはたてなおったのに日本のせいで・・・という筋書きか?

そして新しい枠組みが出来、新しいフェーズがまた始まるのだ。