人口が減りゆく日本で働く人を増やそうと思ったら女性の社会参加のさらなる進展とリタイア層の職場への復帰と移民が有力な手段だろう。


家内が入院したのを機に、子育て主婦生活を経験してみている。

おばあちゃんが結構助けてくれる父子家庭のイメージだろうか。

が。これはきつい。


朝は起きてから、朝飯を食べさせ、自分の準備もして保育園まで送り(保育園が遠いこともあるが)、いない間は仕事をし、夕方には迎えに行く。そんな生活をしている。


期限が限られているのでまだ、がんばれるものの。。


これが基本ずっと続くと旦那は仕事、奥様は子育てと家事という古く良き日本の家族分担にならざるを得ないものの、今度は家計財政がそれを許さない。なんていう感じの家庭が日本では多いことだろう。


やってみるとかなり、永続するには難しい状況であることが良くわかる。

これで祖母の助けが得られないとか言うとこれはさらにしんどい。

子供の機嫌とか都合とかを切り捨てていくしかなくなる。

それも教育なのかもしれないが。


事実として、公共事業もいいがこの辺にお金をかけてくれないと働く人が増えることはないのではないかとつくづく思う。


電話一本で24時間預けられるだとか。


子育てをもう少し外注できないと・・・人口減と戦わなければならない国において、こんなに子育て支援が貧弱だとは。。経験してみるまで思わなかった。


確かに、医療費はただ。(これは驚いた)などはあるが、杉並を初め、多くの地域で働きたいのに働けないお母さんが保育の現場に列をなしている。


東京と地方では事情も違うであろうし、東京都内でも事情は違うだろうし、いろいろあるのは良くわかるが。。全国一律が難しいのならそういう世帯が比較的多そうな東京からか?


新しい経験をしてみるといろんな世界が見えてくる。


そんな発見が今回あった。