昨日、Qさんも書いていたが、今回の欧州の債務問題・米国の景気減速問題・新興国のインフレ問題など諸々の問題があろうと長期的には心配ないというようなことを書いていた。
そのとおりだと思う。
物やサービスを売って、あるいはレンタルして利ざやを得るのが経済活動?だ。
物が必要、サービスが必要なために買ったりレンタルするのが消費行動だ。
生きていくうえではどんなにミニマイズしても食べることは必要だし、住むところは必要だし、着るものは必要だ。この衣食住に加えて便利ツール(自動車?PC?家電など)がほしいと思う気持ちはたぶん、誰でも変わらない。
世界には幸いまだ、こうした必要最低限も満たされていない人たちがいっぱいおり、BOP(ボトムオブピラミッド)とか呼ばれている。
次に中間層で便利ツールに手が届くようになった人たちもいっぱいいる。
そして、すでに最低限も便利ツールも手にしてしまった先進国に住むぼくらがいる。(自分はもっていないという人もいるかもしれないが、普通に働けば多くの人が手が届くという意味で)
これまではこの先進国内であっても最低限も満たされず、便利ツールももっていない人たちがいっぱいいて、その人たちが世界経済も国内経済も成長を支えてきた。
この構図でここ100年世界が進んできた。
つまり、アメリカ・カナダ、旧西ヨーロッパ、日本、オーストラリアくらいで経済を担ってきたのだ。いまでもそうだ。この地域のGDPを足し合わせればまだ世界の過半数を遥かに超えるだろう。でも、人口にするとたかだか、北米3億、日本1億、旧西ヨーロッパ2.5億、オーストラリア0.3くらいなもんだろう。そう考えると7億人ぐらいで経済を回していたんだろう。だいたい。
でも、そのコップはいっぱいになってしまった。この地域はどこに行っても、もちろん、幅こそあれそんなに変わらない経済水準に達してしまっているのだろう。
同時に、次のコップが待ち構えていることになっている。いわゆる新興国だ。
でも、次のコップへ移る過渡期にはそれなりのパラダイムシフト的なことが発生することは容易に想像できる。が今はここだ。
先進国内で回っていた世界経済に新しいプレイヤーが混じってきて新しい時代に移行していくのだ。これをQさんは昨日のコラムでは
「私は世界の経済王国がアメリカからアジアに移る前哨戦と見ていますので、多少の混乱は免れないとしてもさほど心配はしていません。」とおっしゃっているがそういうことなんだろうと思う。
http://www.9393.co.jp/moshiq/kako_mos/2011/11_0901_moshiq.html
相変わらず淡々とぶれることなくこれまでの投資行動を続けよう。