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NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

◇◆シェア大歓迎・特別連載⑨「震災が始まってから5年。子どもたちのいま。~チューターの声編~」◇◆ 
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 「自分も震災の当事者だった。引っ越したことで、今までの友達とも離れて精神的に不安定で、誰かに相談したかったけど、相談室も行きたくなくて。なんかいやで。」

 いよいよこの特別連載も残すところ3回となりました。いままでご覧になっていただきましてありがとうございます。
 残り3回もお付き合いいただければ幸いです。

 連載⑨では、子どもたちを支援しているチューター(=大学生ボランティア)の声をお届けしたいと思います。

 私たちの活動では、「その子のために何が出来るか」という問いを常に大切にしています。
 特別なことをしようということではなく、隣でただただ話を聞いてあげる、その子のことを考える続ける、思い続けることなど、それぞれ出来ることをしようという意味で大事にしています。

 そうした活動の思いに共感して、1人の仲間として一緒に走ってくれているチューターがどのような思いで関わっているのか知っていただければ幸いです。

【お:聞き手、B:話し手】
お:「そもそもなんでTEDICの活動をしようと思ったの?」
B:「自分も震災の当事者だった。震災当時は、下校して家にいた時だった。福島に暮らしていて、原発の影響で避難区域に入り、その後、岩手に引っ越すことになった。引っ越したことで、今までの友達とも離れて精神的に不安定で、誰かに相談したかったけど、相談室も行きたくなくて。なんかいやで。先生も自分だけ構ってくれるわけでもなかったし。週1でも関わってくれる人がいいなぁという体験から。」
お:「なるほど。そうした影響で自身の中で変化とかあった?」
B:「人の内面を見るようになった。というより、疑い深くなった。」
お:「Bの中でも変化があったんだね。そういうしんどい時から切り替われた何か転機とかあったの?」
B:「岩手に行っても、周りがすごく優しかった。転校生だったけど、「転校生だー!」って冷やかされるわけでもなく、高校時代も周りが優しかった。そうしたこともいま活動していることに影響しているかも。」

 連載⑩もチューターの声をお届けします。
(おつけん)
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「震災がきて、救われた」さつきの物語
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◇◆シェア歓迎・特別連載⑧「震災が始まってから5年。子どもたちのいま。~子どもの声編~」◇◆ 
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 「普通の人間になりたい。普通に働いて、ゲームも買えて、お金持ちにならなくてもいいから。」

 連載⑧では、前回の連載⑦に引き続き、子どものインタビューをお届けしたいと思います。
 
 ▼前回の記事はこちら・・。
 →http://ameblo.jp/tedic/entry-12136821254.html

【お:聞き手、A:話し手】
お:「ちなみに震災前はどんなAだったの?」
A:「すげぇうるさかった。だけど、小1~5はいじめられていて。それでも小6からはそれが解決して、またすごくうるさくなった。中学校の時も同じ感じ。」
お:「そうだったんだ。その後は?」
A:「その後は、震災があって、薄味のカレーを食べていた。その後食べたカップラーメンがすげぇおいしかった記憶がある。そして家を建てる段階でいろいろあって、暗くなっていった。家のことについて、父親に意見を言っても、意見を聞いてもらえなくて、何も言わなくてもいいやって思えるようになってから、誰とも話さなくなった。」
お:「そうだったんだね。いろいろあったんだね。」
A:「いろいろあった。そしてさっきも言ったように、その後にこの場所に来た。」
お:「そういう経緯があったんだね。いろいろ聞いてばかりごめんだけど、逆にいま幸せだなぁって思うこととかある?」
A:「自分がアニメの主人公になっている夢を見ること。昔は悪い夢ばっかり見ていたから。」
お:「そうかそうか!続けて将来の夢とかは?」
A:「普通の人間になりたい。普通に働いて、ゲームも買えて、お金持ちにならなくてもいいから。ここまでひどかったら、これからはよくなるよね?」
お:「そうだな。きっとよくなる。インタビューありがとうね。お疲れさま。」
A:「うっす。」

 最後に、彼にインタビューをしていた時、彼が発する言葉の一つ一つに重みがあり、感情があり、思いが伝わってきました。
 それは震災の影響で大切な物や場所がなくなり彼自身も変わっていった中で、それでも必死に生きてきたからだと思います。
 だからこそ、彼やまだ声をあげられていない子どもたち含めて「目の前の子どもたちのために何が出来るのか」ということを考え、行動に移すことの大切さを、インタビューを通じて、私自身強く痛感しました。(おつけん)
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◇◆シェア歓迎・特別連載⑦「震災が始まってから5年。子どもたちのいま。~子どもの声編~」◇◆ 

*この連載は5年を迎える、2016年3月11日までのシリーズ企画です。

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 「ひとりでいるやつをほっとけなくなった」

 連載⑦では、連載⑧と連動して、いまTEDICの活動に参加してくれている子どもにインタビューしたものをご紹介したいと思います。
 いま生きている子どもたちが、過去に何を思い、いま何を感じているのか、その一端でもお届けできればと思います。

 ちなみに、冒頭の言葉は、そのインタビューの子どもが言ってくれた言葉です。彼が震災の影響を受けながらも、どのような変化の中で、この言葉を発したのか、ブログを通じて知っていただければと思います。

【お:聞き手、A:話し手】
お:「今日はインタビューよろしくね!」
A:「あぁ、分からないけど、よろしく!」
お:「Aっていつこの活動に来たんだっけ?」
A:「たぶん、2年半くらい前。その時、母親に連れてこられて、「勉強するところだから」とだけ言われて、来た記憶がある。震災で家がやられて塾に行くお金もなかったし。」
お:「そうだったね。その時の現場の印象は?」
A「はじめて会う人がどんな人かすごく気になった。あといっぱい話しかけられて、自分からどうすればいいか分からなかった。」
お:「たしかにそうだったね。あの時、Aはフードにマスク、イヤホンをしてきていたよね。すごく話しかけづらかったよ。」
A:「あの時は、他の人と関わりたくなかった。とにかく家にいたかった。そういう気持ちだったから。それでもこの場所に来て、話を聞いてくれる人に出会って、変わった部分があると思う。」
お:「そうだったんだ。たしかに、いまでは表情も明るくて、すごく変わったよね。ちなみに、ここにきて変化したことって?」
A:「ひとりでいるやつをほっとけなくなった。さっきも言ったけど、ここにいるやつら(=チューター)は話しかけてくれるし。自分もその雰囲気を受け継いだところはあった。自分のクラスにいたやつで制服破られたり、いじめを受けていたやつがいて。そいつをいじめていたリーダー格のグループからそいつを自分のグループに入れて、修学旅行に一緒に行った。今では最高の仲間。」
お:「そんなことがあったんだ。びっくりだわ。」
A:「自分でもびっくりだわ。」

 後述しますが、Aは震災の影響もあり、活動に参加した当初、フードにマスク、イヤホンをして、外部を遮断していました。それでも、この活動に参加して、A自身が自分の内面と向き合うことで、変化していきました。
 そうしたことが、彼自身のみならず、周りをも変化させたことについて、彼自身に対して純粋に”すごいこと”だと思いました。

 連載⑧では、続きの部分をお届けできればと思います。
(おつけん)
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