【三輪田中区老人憩いの家・3/11(水)】みんなの想い | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

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NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

こんばんは。
TEDICチューターの渡邉です。
3月11日に三輪田中区老人憩いの家にて活動を行いました。

この日のメインイベントはなんと言っても、
子どもの誕生日会!
なので今回は、他の子どもたちにメッセージを書いてもらったり、
ケーキの飾りつけを手伝ってもらいました。

もちろん、主役にバレるわけにはいかないので、
彼のいない部屋で、こっそりと作業をしていました。
ときには、彼が準備中の部屋へ行きそうになるという
アクシデントもありましたが、
そこは他の子どもやチューターが全力でカバー。(笑)
なんとか気づかれないまま、準備を完了させました。



そしてついに決行。
準備した部屋へ移動させて…せーのっ、

「「「ハッピーバースデー!!!」」」

みんなの呼び声とともに、パーティーの始まりです。

運び込まれるのは、バウムクーヘンをちびっ子たちと飾り付けたケーキ。



そしてもう一つ、
いつも一緒に色々なことをしてきたチューター、
いつも一緒に走り回って遊んでいたちびっ子たち、
そしていつもケンカはするけど、本当は心から彼のことを想っている兄たち、
みんなのメッセージが込められた一枚の色紙。
私、チューター渡邉が手渡ししました。

次から次へといろんなことが起こり、ポカンとしている本人の感想は、
「全然気づかなかった。でも、うれしい。」と!
みんなで協力して、喜んでもらえたようで何よりです。
最後に写真も撮って、大団円でこの日の活動は締めくくられました。



この日、彼に渡された色紙は、それだけ彼を見ていた人がいたという証。
いつか見返したときに、
自分の周りにはこれだけの人がいたんだ、
自分は一人なんかじゃないんだ、
そんな風にして、思い返してくれることがあるのかもしれませんね。

ではでは、一緒にいる時間でもっと思い出を作るためにも、
来週も一緒に頑張ろう!