こんばんは!TEDICの井上です。
連日寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
2013年を迎え、TEDICも新たなメンバーとともに第七フェイズをスタートさせました。
石巻に事務所を開設したり、一月始めに東京、そして半ばに石巻でチューター研修を行ったりと、着々と準備を進め、ついに19日に今年初授業です。
今回は、その初授業のまえに行われた第51回ミーティングの様子をお知らせします。
新メンバーが加わり、初のミーティングとなった今回は、新たなチューターだけでなくこれから関わるすべてのチューターとともに活動の意義やきまりを再確認する機会を設けました。
まずは、生徒に関する引き継ぎを行い、生徒情報の共有をしました。
新チューターは、これから教える生徒に興味津々。
その子はどんな子なのか、何を勉強しているのか、何が好きなのかなどを旧チューターを交えて共有しました。
新チューターだけでなく、旧チューターにとっても生徒のことを話しながら彼らのことを思い出し、彼らのもつ輝きを再確認できたのではないかと思います。
次に、ミーティングの時間に進めているジャーナルの説明です。
ジャーナルは、個人の学びを深めるため、また、チューターのなかで生まれた新たな学びや疑問を共有し、考えるために毎週それぞれのチューターが取り組んでいる学びの日記のようなものです。
今週の目標を書き、それに対する予定を立てて学びの達成をはかるとともに、一週間をかけてその週に得た学びと疑問を次のミーティングで話し合います。
この場では、目標の設定と計画立てを行いましたが、真剣に目標を考えるチューターの表情がとても印象的でした。
これからどのような学びがチューターの間で交わされるのかとても楽しみです。
休憩を挟んで行われたのは、調書記入トレーニングです。
TEDICでは、生徒の引き継ぎのために一人ひとりの学びの記録を記したカルテのようなものを作っています。
そこで重要になるのは生徒が何を学びなぜそこでつまずいているのかということです。
今回は具体的な事例をもとに、生徒がどのような点でつまずいているのか要因を考えるトレーニングをしました。
活動を通して
知らず知らずのうちに要因と考えられるものを狭めてしまっていた
自分にはない考えが要因として挙げられていて新たな発見があった
などの意見がみられました。
生徒にとってよりよい学びを進めていくためにも、つまずきの原因を明らかにし改善していくよう努めることは、
チューターにとってとても大切なことのではないでしょうか。
最後に行われたのは、今回からの初の試みであるチューター自己評価シートについての説明です。
第七フェイズの3ヶ月間を通して、どのような自分になること、どのような学びを得ることを目指すかを目標にし、毎回の活動に取り組むかを記録するものとして今回のフェイズから取り入れました。
TEDICの活動に対して何か目標をもって取り組むことで、教師として、人として、何か学び取ってもらえたらと思います。
これで今回のミーティングの報告を終わります。
新メンバーも加わり、ますますパワーアップしたTEDICを今後ともよろしくお願いします!