第2フェーズを振り返って(江川) | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

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NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

どうも、教科指導コーディネーターをやっていた江川です。

TEDIC第2フェーズの振り返りをしたいと思います。


第1フェーズから通して参加し感じたのは、子どもの「つよさ」です。

震災という劇的な変化を強いられ、多くのものを失った

その中で前に進もうとしていたり、笑顔でいようとしている子ども達に出会いました。

僕が出会ったのはとても「つよい」子ども達だと思います。

ただ、この「つよさ」は脆く、危ういものなのではないかと感じています。


傷を鎧で隠して、見ないようにしている

その鎧が何かのきっかけで突然崩れ去ってしまったら僕らはどうすればいいんだろう?

そばに居てあげればいいと言うが、本当にそれでいいのか?

なにもしなくていいのか?
なにもしないのがいいのか?

時間が経つのを待つしかないのか?

そんなことを思いながら活動していました。

しかし、これはボランティアとして現地に入っている僕の主観で、そんな事実は存在しないのかもしれません。

ボランティアは一歩間違えると自己満の押し付けになってしまうと思います。

そんなことを考えながら過ごした3ヶ月でした。