12月ももう二週目に入り、10月から始まった第二フェーズの派遣も残すところあと一回となりました。
そこで、今回はこの第二フェーズを振り返って私が感じたことをブログに書きたいと思います。
私は、TEDICに第二フェーズから参加させていただきました。
それまでわたしは震災についてはニュースや新聞で見る程度で、実際に被災地に行ったことはありませんでした。
そのため10月の初めての派遣では、あまりにも衝撃的な光景にショックを隠せませんでした。
![$NPO TEDIC](https://stat.ameba.jp/user_images/20111214/19/tedic/66/73/j/t02200165_0800060011671670946.jpg?caw=800)
![$NPO TEDIC](https://stat.ameba.jp/user_images/20111214/19/tedic/67/8c/j/t02200165_0800060011671679506.jpg?caw=800)
被災地に実際行って、自分の目や肌で感じなければ分からないことがたくさんあると強く感じました。
そんな中で出会う子供たちは、一緒に遊んで声をあげて笑ったり、勉強したりと、わたしたちのまわりにいるようなごく普通の子供たちでした。
そのなかにも震災で感じたストレスや、自分ではどうにもできない環境の変化など、たくさんのものを抱え込んでしまっている子もいました。
そうした子供たちとの出会いを通して、どう彼らと接していくべきか、悩むことも多かったです。
しかし、彼らが何事にも一生懸命に取り組む姿をそばで見て、この子たちの自由や可能性が震災によって狭められてはいけない、自分がやりたいと思うことにやることができるようにわたしたちができることをしなければいけないと強く感じました。
![$NPO TEDIC](https://stat.ameba.jp/user_images/20111129/02/tedic/b1/01/j/t02200124_0640036011640759799.jpg?caw=800)
TEDICの活動をとおして、教えるということだけでなく、こどもたちひとりひとりにどう向き合うかという人と人とのかかわりあいの大切さを強く感じました。
いま求められていることはそういった形のない心の支援なのだと思います。
それはこちらから一方的に与えるだけではなく、わたし自身も子供たちからたくさんのことを教わりました。
悩むことや大変なこともあったけれど、TEDICに参加して、子供たちと関われたことは本当によかったと思っています。
最後に、第二フェーズを終えられたのも、一緒にがんばってきたメンバーや多くの方々の支えがあったからこそなのだと思います。
こうした支えやたくさんの学びがなければ、第二フェーズの活動はできなかったと思います。
本当にありがとうございました!