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ドイツ語圏生活25年

あっという間に1/4世紀。
楽しいことも、つらいこともいろいろあったなぁ。
忘れる前に記録しておきます。
書こうと思ったきっかけは乳がん闘病。
辛さもうれしさも分かち合えたら、
私の経験が何かの参考になればうれしい。

最近は日本でもマダニの被害を聞くが

ここヨーロッパでは、マダニは広く分布している。


マダニは森や草原に潜み、咬まれると

ダニ脳炎やライム病に感染する恐れがある。

 

ダニ脳炎には予防注射があるが

ライム病にはなく、咬まれた後、

その部分を中心に皮膚に赤い輪が広がるように

なってきたらライム病陽性ということらしい。

 

森歩きの時は、マダニ除けのために

長袖、長ズボンが推奨されているが

真夏の30度越えの日にそれはちょっと

厳しい。

 

3年前の初夏、まだ肌寒い日に

長袖、長ズボンであったがマダニに咬まれた。

 

マダニに咬まれる

 

マダニは動物の体温や体臭を察知して

飛びついてくる。

そしてゆっくり時間をかけて、

咬みやすい場所、皮膚の柔らかい部分を探す。

 

そして頭から皮膚に突っ込む感じで

咬みついて、吸血する。

咬みついたら数日から10日ほど離れない。

 

痛くもかゆくもないので、気が付きにくい。

 

マダニに咬まれたら、消毒液などで

マダニを刺激してはいけない。

その刺激でマダニが苦しみ、

感染症のもととなる毒を

吐き出すことがあるからだ。

 

専用のピンセットを使って

マダニが咬みついている部分の

皮膚を抑え込みながら、ねじるように

一回でマダニを引き抜く。

 

手や普通のピンセットだと、マダニの頭が

残ってしまうことがあるので、

専用のピンセットを使うこと。

 

専用のピンセットは薬局で売られているし、

マダニが出るシーズン初めになるとこのような

セットがスーパーでも見かけるようになる。

 

マダニ用ピンセット

手前の赤いのが専用ピンセット

 

私はマダニが大量発生した2020年の初夏に

2度も咬まれた。

 

2度目の後は、さすがにマダニよけスプレーを

使おうと思った。

しかし虫よけプレーの成分を見ると

直接肌につけるのはためらわれた。

 

抗ガン治療であれだけの薬を

体内に取り入れたのだから

日常生活ではできるだけ殺虫成分とは

距離をとりたい。

 

いろいろと調べて、

洋服には洋服専用のマダニ除けスプレーをし、

肌には自分で作ったアロマオイルを塗る

ダブルブロック方法で行くことにした。

 

ココナツオイルはもともとマダニが嫌うものなので

そこに、ティーツリーオイルをたらす。

それを腕や脚に塗布する。

 

私は趣味がトレッキング、ハイキングなので

山や森、草むらを歩くことが多い。

 

今のところこのココナツオイルと

ティーツリーオイルの自家製マダニ除けオイル

が功をなしているのかマダニに咬まれていない。

 

ただし猫にティーツリーオイルは毒であり、

家の猫は喘息持ちでアロマ厳禁なので

帰宅後はつけた部分をよく洗う。

 

そもそも、マダニは時間をかけて

吸血する場所を探すので、帰宅してから

すぐにシャワーを浴びると流されてしまう。

 

来ていた洋服はよく振り払うこと、

シャワーをすぐに浴びることも

マダニに咬まれない対策の一つ。

 

もし、ウィーンの森をはじめ

ヨーロッパの山歩きを楽しみたい方は

マダニに気を付けて。

 

自家製マダニ除けオイルを試される方は

ご自身の責任でお使いください

万が一咬まれた場合は、

医者の診断を受けてください。