私が受けたカウンセリング方法は日本語で
どのような言い方をするのかわからないけれど、
カウンセラーは「旅をする」と表現した。
横になり、目をつぶって、初めは自分の呼吸に集中する。
カウンセラーがガン患者の瞑想のためにかかれた
本を読んでくれたり、
その時の私の精神状態に合わせて、
彼女の言葉で語りかけてくれたり、それは毎回違う。
その誘導で、私は意識の中で自分のお気に入りの場所に行き、
あるときは海辺に寝そべり、
草原で草の香りを感じたりするものだった。
子供のころに育った懐かしい家へ戻ったり
友達と遊んだ森へ行ったり
レモンバームやタイムなどの香りを嗅いだり、
いろいろなところへ旅をした。
それから、ボディスキャンも行った。
頭の中で光を感じ、それで自分の頭から足先までを
スキャンする。
痛みのある場所に集中的に光を当てて、
痛みが溶けていくイメージを作る。
また、化学治療の直後は、
体の中の有害物や老廃物が排出される
イメージで瞑想した。
初めの30分は話をして、そのあとの20-30分が瞑想。
私のカウンセラーは特別だったようだ。
患者の不安に向き合って、いろいろな話をするだけという
カウンセラーがほとんどらしい。
