しこりが消える | ドイツ語圏生活25年

ドイツ語圏生活25年

あっという間に1/4世紀。
楽しいことも、つらいこともいろいろあったなぁ。
忘れる前に記録しておきます。
書こうと思ったきっかけは乳がん闘病。
辛さもうれしさも分かち合えたら、
私の経験が何かの参考になればうれしい。

1回目の抗ガン治療から1週間後、

乳腺外科医の診察があった。

 

念入りに触診をするけれども、しこりがない!

ドクターもとても喜んでくれた。

 

 

分子標的治療薬のトラスツズマブが開発されるまでは

HER2が陽性の乳がんは予後がとても悪いタイプだった。

 

アメリカのデニー スレイモン医師がトラスツズマブを

苦難を乗り越えて開発する様子を描いたのが

映画「希望のちから」である。

 

 

 

 

この薬のおかげで今の私の命があるといっても過言ではない。

涙なしには見られない。

 

ドクターの熱意、

研究に没頭するあまり顧みられなかったドクターの家族、

治験にかかわった人、関われなかった人、

スポンサーを探してくれた人など、

多くの人に支えられてできた薬である。

 

ガンと全く関係のない人がこの映画を見ても

恐らくぴんと来ないだろう。

正直なところ、純粋な映画としては

それほど素晴らしい出来とは思えない。

 

それでもトラスツズマブ/ハーセプチン

にお世話になった方は必見の映画だと思う。