右も左もわからないので、日本から語学学校に申し込んだ。
そこで住む場所も手配してもらった。
着いてみてわかったのは、住まいは語学学校から
地下鉄と路面電車を乗り継いで約1時間もかかるところ。
東京の生活から考えれば通学に1時間というのは、
特に実家からだと標準的な時間。ウィーンだと、
うわっ、そんなに遠いところに住んでいるの?!
という反応がほとんど。
でもウィーンの森のすぐ近くで
とても環境の良いところだった。
紹介された場所に住むのはその語学学校の生徒が多くて、
ほとんどが日本人だった。ドイツ語ができない私にとって、
初めに日本人の人たちから日本語でいろいろな情報を
得られたのはとても助かった。
初めは何度もウィーンに長期滞在を繰り返している
日本人の女性にお世話になった。彼女が日本に帰国した後
一番仲良しになったのは、釜山からきている二十歳過ぎの子。
彼女は日本語が少しできるので、日本語、英語、ドイツ語交じりで
会話をしながら、一緒に料理をしたり、
オペラやコンサートに行ったりした。
結局5か月間、語学学校に通いながらそこに住んだ。
