クリスマスの朝は夏のような日差しだった。
イブ深夜の雪にもならない無慈悲な雨が
洗い流した朝だった。

子どもが無邪気に【夏への扉】を開け放つように急いでバルコニーへ出た私は、光の彼方に白い雲...
いや、山頂に雪を蓄えた絵に描いたような
富士山の頭だ。ビルとビルの間から、白い塊が
雲の様に見えたのだった。


東京湾に浮かんだ小さな船がゆっくり動いているのが見える。それは、朝の交通ラッシュ、殺戮的な通勤電車やビルの隙間を網の目状に走る狭い
道路さえも悪夢から目覚めたように、
ゆっくり優しく動いているのだ。

元旦には、富士山をもっと
近くで見たい!
と思った。

{8DFE112A-A335-489C-B4A5-B7ED20C8CEBE}

そして...

{20F06906-584E-44F1-8A40-D4486B92A724}

2018年目覚めた朝
{FCA1F2F5-7EAE-4E9F-9110-E66C7D7B0173}