因みに、旦那Jは、ハワイ出身、半分日系でカリフォルニア育ちの米国人でハーバード法卒、奥さんKは、日系ブラジル人で、サンパウロ大学の建築卒で、二人は京都の研修で知り合い結婚した。Jは元々ドイツ銀行からいくつかのステップを経て、今、不動産関係の仕事を自分でやっている。Kも、仕事をする傍ら、ボランティアも熱心だし、何といっても人脈が凄い。去年のフェスタのブラジルブースもこのKの知り合いから原材料をいろいろ安く手配してもらって僕ら夫婦がチェアとして仕切ってやったわけだ(つまり、その時期は、Cのハワイ転校で、Kはハワイにいた)。
とにかく、一家は相当リッチだ。家も僕は2回ほど、家内は何回もうかがっているが、そりゃあ凄い。半澤直樹の大和田常務のモデルの家すぐそばで、おんなじ感じだ(笑)。
長女は米国の大学在で、次男がインターの10年生くらいかな、で、今回長男が卒業したわけだ。
上記の通り、Cは、元々息子の同級生で、息子に依れば、在学中の成績もほぼオールAだったが、完璧過ぎて、ある教科で思ったような成績が取れずに色々あり、やる気を失い、登校拒否のような感じになって、インターを中退して、ハワイのボーディングスクールに転校した。旦那Jがハワイ出身だから、色々と伝手もあったのだろう。僕は、その高校を卒業するのかな、と思っていたのだが、要するに復学して日本のインターを卒業したわけだ。
で、そうすると単位などが問題なわけだが、Cは別にIBを取ろうとしていたわけでもないので、11年生で転校しても無効になるものもなく、SATも既に11年生で満点近い高成績を持っていたので、多分ハワイの高校である程度の単位を取り、それを、インターの取得済みのものと合算して、卒業したのだと思う。
正直、中退してハワイに行ってしまった時は、息子からも、「Cがさ、登校拒否かなーと思ったら突然辞めてハワイに行っちゃったよ」と相当ざっくりした内容を聞いて、エーと思って、お宅に伺った時にいろいろ話を聞いたが、繊細だから色々あるのだろうなという感想だった。
でも、結局「ハワイの学校に通わせ、そこで有効な単位を取得し、また、東京のインターと交渉し、合算させて卒業を日本で迎える」という一連の交渉を各所と連携を取りながらできるからの結果で、そんなのお金と実力と貢献度(日本のインターでも幼稚園から子供3人を通わせている)が有るから出来る技で、普通にやっても無理だ。抑々、そんな道があるなんて普通は分からないし、敷かれている道でもない。
わが息子を11年生から編入させる時も、我が家は全員日本人だし何のコネもないので、普通は殆ど無理だし、何の参考例もなかった。しょうがないので、家族そろってクリスチャンであると調査票には書いたり(気持ちは。。)、寄附も確りしているとか(これは本当)、学校行事にも協力的である(これも本当)姿勢を示しつつ、ブラジルのインターでも成績が良かった(これも本当)、伸びしろも十分ある(これは学校が判断してね)、ということを、面接も含めて大いにアピールし、ブラジルのインターからも推薦状を貰ったりして、何とか潜り込んだわけだ。 多分我が家もブラジルのインター経験が無かったら、書類見て一発で跳ねられていたと思う、何億も資産があるわけでもないし。こんなの本を探しても、ネットを見てもどこにも書いていないし、運と挑戦と試行錯誤でできる技だ。
それにしても、JとKから連絡をもらい、親子揃ってのにこやかなGraduationの写真を見て、「お金は全てを解決できるわけではないが、そうとう物言う」のだと、しみじみ感じた結果だった。家内と息子にも、伝えておいた。イヤー本当に。
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