ご無沙汰しておりました。
7歳のASDの息子、最近は繰り返し行動が目立って強くなり、
発達障害よりも併発している強迫性障害の症状が心配で仕方がありませんでした。
夏休みに入る前には、PANDASの疑いを鑑みて、ワイドシリンの抗生物質を二週間投与。
抗生物質投与期間を終えた一週間後に夏休みへと突入しました。
夏休み中は、抗生物質で乱れた腸内フローラを取り戻すべく、菌活に努めました。
様々な菌や酵母などをサプリメントで補い、食生活もタンパク質中心に努めました。
現在の息子の状況を少しお話しますと。。。
夏休み一週間後あたりから、繰り返し行動が激減しました。
原因は、いろいろかんがえられます。
- 抗生物質の治療
- 腸内環境
- 学校が休みになり個人の外的ストレスが減った
- タンパク質を多めにとる
などなど。
明らかに、これ!といえないのですが、
やはり大きいのは、夏休みに入ったということ。
これが1番大きいのではないかと。
次に、腸内環境を整えたこと
この辺りに絞られるのではないかと思います。
抗生物質も、劇的な変化は見られませんでしたが、
投与後は一時繰り返しがピークだった頃からは少しましになっていましたので、全く効果がなかったわけでもなさそうです。
もちろん、繰り返しは完治したわけではなく、まだ時々ありますし、
自分のこだわりの部分は繰り返しています。
ただ、種類や頻度は大幅に減りました。
この夏休み、私のイライラや悲しみは激減していました。
強迫性症状やチック症状は、本人が一番辛いのはもちろんですが、
親も相当なストレスを持つことになります。
早く取り去ってあげたい、と焦る気持ち。
なんども繰り返される、また繰り返しを強要されることもあるのを経験するうちに、
自分の心も体も追い詰められていく。
平穏に過ごしたいだけなのに、それが許されない状況を作り出してしまい、
親子ともに追い詰められ、負のスパイラルにはまっていくのです。
私も、その状況が痛いほどよくわかりますし、まだその渦中にいます。
が、この夏休みで私の気持ちも少しリセットできているきがします。
その夏休み、本当は26日で終わりを告げるはずでした。
あ〜、もうすぐ夏休み終わるなあ〜〜と。
そしたら、横浜市が夏休みを延長すると決定したではありませんか。
息子の通う学校は、9月1日からの登校になりました。
9月1日はひとまず二週間、学年で2グループに分かれ、
8時半〜10時にグループ1、10時半〜12時にグループ2が登校し、
2日以降は一日置き(五時限)でグループが交互に登校することになるそうです。
登校しない日は『家庭学習』の日とし、
家でプリントやGIGA端末を使って、オンラインで配信されるプリントの課題に取り組むとか。
いよいよ、文科省が掲げる『GIGAスクール構想』の実現が本格的にスタートされるということですね。
この話がきて、正直
「キタ〜!!」
と心の中で小躍り。
いや、もう、息子にとってラッキーの何物でもありません。
コロナ渦でただでさえ混沌とした状況下、
学校も休校になったりと、今後もきちんと教育できるかどうかわからないと、
不安なことがいっぱいあるのは、私も同じです。
ただ、毎日学校へ行くのを体が、心が嫌がってしまう息子を毎日見るのは辛い。
気持ちや体を追い詰めて登校する(または不登校を続ける)子供達にとって、
分散登校という措置はありがたい環境だと思いました。
(不謹慎ですいません。でも見方によっては本当にありがたいことなのです
そしていよいよ始まるオンライン教育。
実際にどんな影響が子供達にあるか、まだ全容が見えていませんが、
いろんな学習方法が子供達に提供されることが、とても良いと思います。
これからいろいろわかることになるので、興味深いところです。
もし、新しく始まるオンライン教育が成功すれば、
現在不登校で悩む子供達にとって、新しい形で学習できる術を会得し、
希望のある未来が始まるかもしれません。
夏休み明けが来るのを戦々恐々としていましたが、
今回のことで少しホッとしました。