創作Bistroむじか食堂
生産者さんもお客さんも大切にする伊藤進平シェフが、負荷をかけず生物を生かす人を生かす農作物づくりを実践し、農産物を通して人とのつながりを大切にする、京都舞鶴の有機農家霜尾農園さんはじめとする生産者さん拘りの食材を調理し、我々に生産者さんの想いとともに「美味しさ」を届けてくれる、2015年11月4日オープンの創作Bistroむじか食堂
そんな、フードアナリストにとって理想のレストランに、アナリスト仲間3名を誘って(1人は無念の離脱)伺いました
JR板橋駅西口から旧中山道沿いを西に進み、ユニクロを越えて首都高速にぶつかる手前、荘病院の向かい
JR板橋駅からも、東武東上線下板橋駅からも、都営三田線新板橋駅からも5〜6分の距離
むじか:musica=音楽…心地よい音楽とともに訪れた人のココロとカラダが幸せになる食と場所を提供するむじか食堂
13席のこじんまりした落ち着くスペース
指定席の厨房脇の4人テーブルでいただきます
まずは、本日のオススメをチェック
すっきりくっきりの爽やかドリンク
一口いただいてからのです
お気に入りの
オススメ!カリふわフライドポテト ¥500
なんてことのないフライドポテトなのに…
この手のポテトにありがちなポソポソ感とは無縁のしっとり感と丁寧に調理されたじゃがいもの甘み
旨み溢れる『平かしわ』の蒸し鶏とナッツのサラダ
ゴルゴンゾーラドレッシング ¥880
長過ぎる名前に、シェフの伝えたい生産者さんの想いが伝わります
最初の訪問からこれで3回連続のオーダーのGお気に入りメニュー
平(だいら)かしわは、京都の北部赤岩山中腹の西方寺平で大地をしっかり踏みしめて育った鶏の肉で、このメニューに使われているのは胸肉
今時のやわやわの鶏肉とは全く違うがしがしと噛みしめる食感を楽しみます
味わい深い野菜たちとともにほんの少しピリッとくるゴルゴンゾーラドレッシング、丸ごとや砕いたりで食感に変化をつけるナッツ類も愉しい逸品
サシの入った広島県産の「幻霜スペシャルポーク」に魅せられた千葉県柏市の寺田氏が7年かかって作り上げた柏幻想ポーク
旨み成分のグルタミン酸が普通の豚の2.5倍含まれる柏幻霜ポーク本来の旨みを堪能できるサルシッチャ
しっかりとした粗挽き食感と、ジューシーな味わいが口の中に広がります
イタリアNo.1クラフトビールメーカーバラデンのバラデンコーラ
コーラナッツの香りと味わいを微炭酸で仕上げた優しい味わいのコーラ
道産仔牛のキュイッキュイッという不思議な食感にたっぷり野菜
ミルキーでしっとりした繊細な仔牛を活かすミルキーな白い煮込み
ベーコンではなく、先ほどの無添加鶏“平かしわ”の挽肉を使ったむじかオリジナルのナポリタン
懐かしいケチャップ味だけど、煽りが素晴らしく存分に甘みが出た極上ナポリタン
霜尾農園さんから届いた白米に雑穀を混ぜた八穀米をバターライスにして、煽る時にワインで風味付けした、まさに大人の味わいに、同じく霜尾農園さんの拘りの有機卵で覆った絶品オムライス
ここでも、ブルーチーズの優しくも濃厚なソースが絶妙な味わいをプラス
ハーゲンダッツのバニラアイスにバルサミコソースでバイス
バルサミコの酸味が新鮮
京都の北部赤岩山高原のこだわり卵に甜菜糖の優しい甘さ
黙っていてもお茶が出て来るのは嬉しいものですね、しかもBistroですから…
食後のコーヒーは、京都の老舗、小川珈琲店の有機珈琲
風味豊かな味わい深い珈琲
これだけ美味しい思いをして、一人当たり約¥4,000と超リーズナブル
強い拘りをもって生産してくれる農家さんの想いを、同じように拘りをもって料理して提供してくれる、こんなレストランに応えられる拘りをもった消費者にならなくちゃ、ですね
もちろん、また伺います