addu mamma
厳選野菜・新鮮魚介を使い、食品添加物不使用で良質なエクストラバージンオリーブオイルに拘るイタリアおばんざい食堂
TVでマツコさんと有吉くんが「自然派は自然派と言っといて欲しい」「大まかなお店のコンセプトを先に明らかにして欲しい」と言ってたから、「うちは自然派」
と本多友里恵マンマ
これまでの訪問記録はこちら
今回は学生時代からの友人達と７名で訪問です
この日のテーマは、原さんの採れたて野菜を食べ、身体あたたまるジビエを食べて、カスタニョーレで謝肉祭
＠￥1,200
南部小麦と春のニンジンの免疫力upサラダ ＠￥1,000
オーガニック肉厚ホウレン草と菊芋のオリーブオイルソテー
力強い野菜の旨み、これほど美味しいものにはなかなか当たらないオリーブの実、良いオイルに漬けるとこれだけ美味しくなるんだ
のカツオのオイル漬けという単純な組み合わせが、素材の良さを一層引き立てます
のカツオのオイル漬けという単純な組み合わせが、素材の良さを一層引き立てます
中央アジア原産、日本には約2000年前に入って来た南部小麦の香ばしさが素敵なアクセント
＠￥700
オーガニックそら豆とルーコラのフリット ＠￥700
旬まっさかり！しまなみ仔イノシシのグリル ￥3,000
カチョエペペ（cacio e pepe）＠￥1,600
カスタニョーレcastagnole di carnevale
契約オーガニック農家の原農園さんから届いた肉厚ほうれん草
こんなホウレン草、見たことあります
味が濃くて甘〜いホウレン草に定番のベーコン（パンチェッタ？）とキュッキュッの食感が愉しい菊芋
生産者と直接繋がっているから安心安全な無農薬のほろ苦いしっかりした冬のルーコラと甘みを感じるそら豆に塩をちょっと強めに効かせた揚げたてフリット
しなしなのルッコラでは成り立たない、２月ならではのメニュー
とは言え、ソリッソリの軽い口当たりに揚がるのは、友里恵ママのオリーブオイル遣いの達人技
愛媛県から届いた10ヶ月の仔イノシシなので臭みがなく柔らか
ブラッドオレンジと果実味ある白ワインで1日マリネした10ヶ月の愛媛産仔猪を、じーっくり焼くことで、パリッパリの皮目とジューシーで柔らかな赤身のコントラストが実現
合わせるオイルは、アンダルシアの砂漠地帯を力強く生き抜いたピクアル種のデシエルト
この辺りのマリアージュはさすが、オリーブオイルソムリエ講師でもある友里恵ママの真骨頂
青りんごの爽やかさ、ガツンとくるペッパーや生姜のスパイシーさ、アーティチョークやゴーヤを思わせる苦みを併せ持つデシエルトが、猪の淡白な中に潜む甘みや旨み・コクを引き出した至高の一品です
皮目のパリッパリがたまりませんが、仔猪も10ヶ月を過ぎると皮は硬くなりすぎて食べられなくなるので、まさに、今しかない絶妙なタイミング
カチョはチーズ、ペペは胡椒
ラツィオ州とサルデーニャ州指定のDOP、羊の乳から出来たペコリーノ・ロマーノで作るローマ名物のシンプルなパスタを、通常のロングパスタ、スパゲティではなく、ナポリ辺りでしか見られないショートパスタ オッキディルーポ（Occhi di Lupo：狼の目）で、少しカンパーニャ風に仕上げていただきました
Ｇ的にはカチョエペペはパッパルデッレやこのオッキディルーポのようなしっかりした食感のパスタでいただくのが好み
という話をしたら、実は、本場ローマでも、昔は、細麺ではなく、太麺のブカティーニやリガトーニと合わせていたらしいと、友里恵ママ
なんだかちょっと嬉しい
カスタニョーレという揚げ菓子
今年は２月２６日に行われる謝肉祭（カルネヴァーレ）の時季限定で現れるイタリア伝統菓子
粉だけで仕上げる伝統菓子に、ブラッドオレンジ風味を付けたオシャレなdólce
もちっふわっの食感がご機嫌な〆の一品です
揚げたてをいただくからさらに美味しく、プレーンとチョコレートソース掛けの２種のバリエーションを用意してくれるマンマの心配りが嬉しいです
というわけで、美味しく愉しく過ごしたあっという間の３時間
たまにしか会えなくてもすぐに昔を取り戻せる仲間と、とびっきりの愛情料理をワイワイいただける幸せ
もちろん、また伺います