12月7日、舞台「56W.X~ぼくのサンタクロース」が千秋楽を迎えました。
スタッフの皆様、キャストの皆様のご尽力のおかげでいくまも無事、役目を終えることが出来ました。
毎日会っていた皆さんにもう会えなくなってしまったことがすごく寂しいですが、
きっとまたいつかお会いできるような気もしています。
ロボットに関して。下記、長文ですが。。。
今まで各テレビ取材や、一年間続いた日テレ「アソビラボ」でのロボット担当経験はあったものの、
舞台は初めてで、映像の仕事と舞台とがどう違うのかも全くわからず不安なまま、
いくまを舞台に出すことを決めました。
いくまのような小型二足歩行ロボットは動作させる路面が大きく影響しするため、
最初に稽古場で歩行させたとき、予想以上に柔らかい路面が影響し、
いくまは全く歩くことが出来ず、これは厳しい。。。
と真っ青になっていたんです… 実は(笑)
ですが、お声がけ頂いたSATSUKIさん(EX.ZOO)、演出の加藤真紀子さんが最大限のフォローして下さり、
いくまに負担がかからないモーションの提案や、舞台監督さんとの現場の路面状況の調整などをおこなってくださいました。
オモテには見えていないかもしれませんが、本当に【【皆様に支えられながら】】いくまは転倒&故障することなく動くことが出来ていたのです。
今まで培ってきたロボット経験を元に、毛布の上にパンチカーペットを敷くという
かなり不安定な路面でも安心して動作するモーションを作成し、本番を迎えました。
実は一番心配していたのは無線トラブルでしたが、今回の舞台でここまでは出来るといった
ボーダーラインを知ることが出来たのは私のロボット経験値を大きく上げてくれたここと思います。
貴重な経験をさせて頂きましたこと、心から感謝申し上げます!!
今、日本のロボット業界は2020年東京オリンピックに向けてジワジワと盛り上がりを見せています。
エンターテインメントロボットが活躍出来る場を広げていく
これを使命と感じ、私も精一杯活動していきたいと心に誓いました。
頑張ります。