もう10年以上も前の話し
高校生だった私。
メイクやヘアなど見た目が気になる年頃で
ギャル時代も終わり小悪魔系女子が流行った時代
私もメイクをしっかりするけれど
口元だけできなかった記憶があります。
当時の友人達はグロスや色付きリップを塗っている中、一人薬用リップを塗っていた私は極度の乾燥体質。
と思っていました。
唇がやたら乾燥して酷い時には5分に1回はリップクリームを塗っていたし、かわいいカラーリップやグロスを塗れば唇はたちまちヒリヒリし始めとてもじゃないけど塗っていられない。
頻繁に口唇炎や口角炎を繰り返し
唇はぼろぼろ…
ますます薬用リップクリームは手放せなくなり
出先で忘れては消耗品だからと次々とリップクリームを購入。
それは数年経ち社会人になっても変わらず
当時企業に勤めてエステティシャンをしていた時も、ポケットには必ずリップクリーム。
敏感肌用やDHC、少し値のはるもの
沢山の種類のものを試しました。
これいい!
と思ってもその時だけでまたすぐ荒れてしまい
どれを使っても正直大差ありませんでした
なかなか治ることのなかった唇の乾燥とは
約10年間戦い続けてきました。
もう日常となり諦めていた今日、
ふと気づく
あれ?最近リップクリームあまり塗ってないぞ!
と。
思い返してみれば過去に5分に1回リップクリームを塗っていた私が、今はなんと1日に2回程度に減っていたんです!!!
気がついた時は衝撃を受けました!
10年間苦しんでいたあの唇の乾燥や荒れから
気がついたら解放されている!!!
そしてその時はなぜ治っていたのか
理由が思い当たりませんでした。
特に気に留めず生活してる中で
全く関係ない別のことを調べていたら…
これだ
原因歯磨き粉だったんだ!!!
と気付いてしまったのです
そう言われてみれば、
2年前からフランスのBIO歯磨き粉やアーユルヴェーダのナチュラル歯磨き粉を使い、最近では自作の歯磨き粉を使用。
それぐらいのタイミングで唇の荒れが治ったように感じます。
とはいえ、ナチュラルじゃない歯磨き粉の何がいけないのか?
市販で売られている歯磨き粉には
界面活性剤を始めとしいろいろな化学成分が使われています。
その中でも特に皮膚に良い影響を与えないもの
ラウリル硫酸ナトリウム
このラウリル硫酸ナトリウムというのは発泡剤として使用されており、シャンプーや食器用洗剤にも使われてるあの泡立ち成分。
確かに歯を磨くにしても、食器や髪を洗うにしても泡立ちがあった方が綺麗に落ちてる感じがしますよね
普段ナチュラルな泡立ちの少ないものばかり使っているので、気持ちはものすごくわかります!
だって泡立ちいいものの方が使っていて気持ちいいもの!
ただ発泡剤は洗浄力が高いだけでなく、脱脂力も高く必要な油分まで落ちてしまう可能が高いんですよね。
その上皮膚に残りやすい成分なんだとか。
唇の粘膜なんかは他の皮膚と比べて
10〜20倍成分を吸収しやすいんだそう
当たり前だけど歯磨き粉は食品ではないので
食べることはできません。
食べることのできないものを口に入れ
化学成分が10倍以上の吸収率で浸透してしまう…
怖い話やん
そりゃ唇もぼろぼろになってしまうわー
と納得。
手作りの歯磨き粉になんだか面倒くささを感じていたこの頃でしたが、これに気付いてしまった以上は使い続けるしかないですね
参考までに私が使っている歯磨き粉
を紹介します
材料はたったこれだけ。
ココナッツオイル1:食用重曹1
そこに好きなアロマオイルを数滴混ぜます。
手作り歯磨き粉にはいろいろな作り方があるけど、私はココナッツオイルをベースに。
ココナッツオイルには抗菌作用だけでなく
虫歯菌をやっつける効果があることも証明されているんだって!!
おまけにホワイトニング効果もあるんだとか。
私は愛用しているオーガニックレモンのアロマと天然ハッカオイルを混ぜました
そこに今回はスペシャルゲスト!
シナモンを入れてみました〜
抗菌作用があるし、口の中に入れた時重曹の塩味が多少緩和されるような気がするので
気温が高い今の時期はトロトロ。
振って冷蔵庫に入れておくと
固まって使いやすくなりますよ
髙橋