幻冬舎文庫

高校の同窓会で久しぶりに会った仲間四人は、かつての体罰教師だった樫村への軽い仕返しを思い付く。
後日計画は実行され、計画通り人気のない廃工場に拉致、置き去りにした。…だけなのに、翌日樫村は何者かに殺されて発見された。
樫村を殺した犯人はこの四人の中に?

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

大好きな雫井脩介さんの作品ということで購入。私は見てないけどドラマにもなったらしいので期待して読みました。

…が!

正直読まなきゃよかった。
テーマはいいのにな。兄えもんとかもう意味不明。
どうしちゃったの雫井さんって感じ。

講談社文庫

お父ちゃんが会社の同僚を乗せた車で事故にあい、二人とも死んだ。
その日からお母ちゃんは自分が笑うことを禁じ、死なせてしまった同僚の家族への贖罪の日々が始まった。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

著者重松清の(許す/許される)をテーマにした作品の2作目。
このテーマの作品は、1作目が「カシオペアの丘で」、2作目がこの「かあちゃん」、3作目が「十字架」となるらしい。

まず上記のかあちゃんの話から始まり、その生き様に影響を受けた人々の物語へと続く。

「十字架」は既に読了済みですが、十字架と同じくこちらもいじめの話がメインとなっていて、いじめをした側、受けた側の心情が描かれています。

謝っても許されない行為をしてしまった時、その後人はどのように生きていけばいいのか…もう今までと同じように生きることは出来ない。答えは分からないけど向き合わなければならない。


「カシオペアの丘で」はまだ読んでいないので近い内に読んでみようと思います。

新潮文庫

不良にもなりきれず、かと言って真面目に学生生活を満喫することも出来ず中途半端な日々を過ごす金髪高校生の大田は、ある夏先輩から1歳の娘鈴香の子守のバイトを頼まれる。
最初は振り回され戸惑っていたが、一緒に毎日を過ごすうちにかけがえのない気持ちを育んでいく。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

幼少期の子の子育てをしている身としては胸にじんわりきました。別れ間際の大田くんの気持ちが分かりすぎて時折ホロリ。

子育ての中で感じる気持ちが多々描かれている温かい気持ちになれる作品です。