
講談社文庫
お父ちゃんが会社の同僚を乗せた車で事故にあい、二人とも死んだ。
その日からお母ちゃんは自分が笑うことを禁じ、死なせてしまった同僚の家族への贖罪の日々が始まった。
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著者重松清の(許す/許される)をテーマにした作品の2作目。
このテーマの作品は、1作目が「カシオペアの丘で」、2作目がこの「かあちゃん」、3作目が「十字架」となるらしい。
まず上記のかあちゃんの話から始まり、その生き様に影響を受けた人々の物語へと続く。
「十字架」は既に読了済みですが、十字架と同じくこちらもいじめの話がメインとなっていて、いじめをした側、受けた側の心情が描かれています。
謝っても許されない行為をしてしまった時、その後人はどのように生きていけばいいのか…もう今までと同じように生きることは出来ない。答えは分からないけど向き合わなければならない。
「カシオペアの丘で」はまだ読んでいないので近い内に読んでみようと思います。

