まきとのセカンドシーズンでは、私自身まきから好かれたいという思いはほぼなく、ありのままの自分で付き合っている。
前は嫌なことも言えること、言えないことが意外とあったように思う。
まきから「ひろはおっとりしてるけど、はっきりした性格」と言われるように、私は好き嫌いがはっきりしている。
そこまでばれてるなら、もう気は遣わずに自分らしく婚外恋愛をしてみようと思ったのだ
セカンドシーズンに入ってから、まきと一緒に休みを合わせて温泉にいったときのことだ。
そこは温泉だけでなく、岩盤浴にも入れる施設だった。私はメイクを落として、まきと岩盤浴にひとしきり入り、寝ころべるテラスで2人で太陽いっぱいに浴びてごろんとしていた。
ふざけあい、笑いあっていたら、まきが、今まで見たことがないくらい嬉しそうな顔をしていた。
私はどすっぴんで汗だくで悲惨な姿
まきが私を見つめる目は恋してる目。今でも忘れられない。
まきとあのときのことを後から話す機会があった。どうやらあのときにあそこが反応してすぐにでも抱きたかったくらい可愛かったと
まきはどうやら好きな人が自然体を見せてくれることに弱いようだ。
前より今の方がひろのこと好きになってる
と言ってくれるので、違いを尋ねてみた。すると…
今の方がひろが自然体だから
好きな人のありのままでいてくれることが嬉しい
と言ってくれる。
私は男心に興味はないし、関心をひこうとか考えないタイプだったので、まきのこの感想は面白いと感じている
私は自分にしか興味が無いから、他者からの見方や考え方に触れると、新鮮で、本当に私は周りが見えてないんだと実感する
まきからは昨夜も1番好きになった人だから冷めない自信があるとLINEで気持ちを伝えてくれた。
繁忙期であまり会えていないけれど、ありのままの自分でいても愛される居心地のよさは自分からわざわざ手放せない
まきが私を選んでくれている間はまきを私なりに大事にできたらいいなと思っている