フジオカと変な形で初対面を果たしてからもやりとりは続いた。お互い外見に悪くない印象を持ったこともあり、次は2人きりで会いたい、会って直接話したいと言われた。







特に日常に楽しみを見出せなかった当時の私は恋愛感情ではなく、息抜きの感覚で会うのも悪くないかと考えるようになっていた。







なかなか会うタイミングも当時は作れず、週末フジオカが家族から離れる予定のあるタイミングて短時間だけ会うことになった。







会った場所は覚えているけど、何を話したかまではさすがに覚えてはいない。







ただ、2人はそのまま盛り上がり、その後次回約束した。







フジオカは有休を使ってやたら会おうとしたり、家族で出かけているのに、まめにメッセージを返し、私は心配になっていた。



 




一方で、フジオカからのメッセージは徐々に家事育児を頑張っている自分報告メッセージだけでなく、家の荒れ具合を写真に撮って送ってきたり奥さんへの不満ともとれるような内容のメッセージに変わっていった。








「奥さんに変わってほしいんだな」








とそのメッセージを見ながら感じるとともに、奥さんへの強い期待や愛情があるようにもみえていた。この時からうっすらとフジオカの性格は好きになれないように感じていた。