中2の冬から学校に行けなくなった中3の夏、7月の初旬頃だったと思います。
娘が私にこのまま高校に上がるのを辞めようかと考えている。と言いました。
娘の学校は小学校から高校まで一貫校です。
余程の問題を抱えている子以外は、そのまま高校に上がれます。
彼女の言い分はこうでした。
あの学校が好きで、友達が好きで、学校に行きたくて、でも体がしんどくて行けなかった。
だからまた、学校に行けるように元気になりたいと思い、家でゆっくり過ごし、散歩し、なるべく栄養を摂り、学校に戻る日のために宿題も自分でやってきた。
少しでも体が楽になってきたら、少しでも学校に行けるように努力してきた。
でも、またしんどくなって行けなくなる。
この繰り返し。
もう疲れた。
気持ちがしんどい。
私は学校に行くために生きてるんじゃない。
学校が好きだと思っていたけど、本当は自分には合わないんじゃないかと思い始めた。
このまま高校に上がると、義務教育から外れて、単位のことを考えながら学校に行かなくちゃいけなくなる。
今より、もっと学校に行けてないことに罪悪感を感じたり、プレッシャーを感じたり、必死に学校に行かなくちゃいけなくなる。
私にはまだまだ先の人生がある。
学校に行くことだけにエネルギーを使い果たしてしまい、本来そのあとの人生の準備のために使うべきエネルギーがなくなってしまうのはおかしいと思う。
そんなことまで思うほど、苦しんでいたのかと、本当に辛く、そして悲しい気持ちでした。
そして、彼女の言葉から、彼女の本気度を感じました。
はあ~どうしたもんかいな。
その日の夜から、単身赴任の主人と3人で高校進学について電話でたくさん話し合いました。
彼女の気持ちもよく分かります。
でも、高校どうするの?
どこに行くの?今の学校辞めてしまったら、もう戻れないよ。
小学校受験までして入ったのに・・・。
いろんなことが頭を巡り、主人と二人でも深夜遅くまで話し合いました。
結果、私達は娘の気持ちを尊重しよう。ということに落ち着きました。
学校の先生(中1の時の担任、当時の学年主任)に思ってることを話したいと本人が言うので、夏休みに入った学校に娘と2人で行きました。
先生は娘と2時間以上、応接室で話し合ってくださいました。
私は担任の先生とお話しながら待ってました。
娘が泣き腫らした顔で出てきました。
自分の思いを先生に伝えたら、涙が溢れて止まらなかったらしいです。先生は、高校に上がっても単位に関しては、私が責任を持って何とかするから。
とにかく高校にはこのまま上がろう。
私は●●ちゃんの手を放したくない。
このまま辞めさせることはできない。と言われたそうです。
自分は相当悩み、覚悟を持って先生に話をしに来た。
自分が心配してることは、学校を辞めてしまうと友達関係が途絶えてしまうのではないか。という不安。
勉強ができなくなる不安。
この2点を相談し、大丈夫だと言ってもらい、辞めることに背中を押してほしかった。
なのに辞めさせないと言われてしまった。
自分はどうすればいいのか。
娘の求めていた話し合いにはなりませんでしたが、私は先生が引き留めてくれたことに、ホッとしていました。
娘の気持ちを尊重すると決めたものの、まだ15歳になったばかりの子供の言うことをそのまま真に受けて、学校を辞めさせていいのだろうか。という思いもあったからです。
娘に誠意を持って向き合ってくれた先生には、心から感謝しました。
ここから、体のサポートだけでなく、いろんなサポートしんどかった~。
私のブログ長いですね。
進むのが遅い。
読んでくださり、ありがとうございます